私は病気である??

| すぴりちゅあるブログ

個人を超えたものが「真のあなた」である。

これは、なかなか理解しにくい真実かもしれない。

なぜなら、色々なものと同一化して、

それを所有して自我(エゴ)は肥大化してきたから、

同一化するなと言われると

急に不安になり、ますます何かと同一化していく。

 

 

でも、なぜ不安なのか?

自我はカタチとの同一化によって

立ち上がっているけれど、

いかなるカタチも永遠不滅ではないし、

カタチは移ろいゆくことを

自我もどこかで無意識に知っているから、

いつも不安で頼りなく感じる。

 

 

そして同一化すればするほど、

自我が肥大化すればするほど、

もっと怖くなる仕組みになっている。

 

 

自分が何者でもない意識であるという真実は、

本来は限りない自由と喜びであるはずなのに、

何者でもないという不安、

カタチが無い者という不安、

存在しなくなる不安(死の不安)が

自我の底流にあって、あなたの全ての行動を律している。

 

 

思考言葉感情も、あなた個人のものではない。

肉体だって、いのちだって、

個人のあなたの所有物ではない。

だから、いのちを捨てるだの、

寿命はこれくらいだのと、

勝手に決めることには意味がない。

 

 

ましてや、いのちが創る「カタチあるもの」など

全くもって所有物ではない。

カタチは必ず壊れ、別の形態に変化するのだから、

そのはかないカタチに「同一化」することは

苦しみを増すだけだ。

 

 

あらゆる病気はカタチに過ぎない。

 

 

自然に流れているいのちを使って

「特定のカタチ」にしただけの

一過性のものでしかない。

自我は病気というカタチにさえ同一化する。

そして所有する。

自我という偽の自己を維持したいからだ。

 

 

お金の病気(金欠病)、

身体の病気(◯◯病)、

精神の病気(ウツ病、精神病)など、

色々な名前の病気があるけれど、

結局は「気が病む」ことを意味している。

 

 

でも、本来は「気が止む」なのです。

いのちの気がみ、流れなくなり、カタチが壊れない。

でも、カタチに同一化している自我にとっては、

それがどんなカタチでもいい、無いよりはいい。

壊れて変化するよりは、

苦しくても、自我存続をしたいと思っている。

 

 

もし、「もうこんなカタチへの同一化は不要だ」

と本気で思うなら、

自分が口にする言葉を変えなくてはならない。

「私は◯◯の病気です」「私は金欠病です」

などと表現しますが、

本来「」と表現していいのは真の自己(意識)だけ。

だとしたら、真の自己が病気であるはずがない。

 

 

つまり偽の自己が「」を名乗って、

病気と同一化しているだけのこと。

病気は、真のあなたそのものとは何の関わりもない。

 

 

ですから

「私は病気である」「私は不幸である」「私は貧しい

というような同一化する言い方ではなく、

「私の中に、病気のカタチがある」

「私の中に、不幸のカタチがある」

「私の中に、貧しさのカタチがある」

と言いましょう。

 

 

そして同一化することなく、距離を置いて下さい。

全てはカタチ(構造物)なのだから、

壊れて変化し、進化する運命にある。

 

 

病気もカタチ(構造物)であり、

カタチは無常だと認識できた時、

カタチへの同一化は苦しみだと分かる。

そして同一化を全て捨てた時、

あとに残るのが「意識」の明かりだ。

 

 

唯一の壊れないもの、変わらないもの、

大いなる存在、全ての創造源、

真の自己という「意識」に目が開かれます。(覚醒します)

あなたの中のカタチの無い次元、

死を超える創造次元、

永遠のいのちの次元、

それが「意識」なのです。

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