夢と願望のワナ!
自分のマインドにある夢や願望、
それらは「非現実」「偽の現実」であり、
実は宇宙の創造源が創ってはいない・・・
と言ったら驚かれますか?
肉体が崩壊しても、
ほとんどの人のマインドだけは輪廻して、
次の肉体に入る。
つまり、古い過去の夢や願望も輪廻する。
そもそも、私たちの意識は、
「未知を既知にしたい」という意図を持っています。
すでに経験した既知には興味がないのです。
ですから、私たちの頭を超えるような未知の内容、
マインドを超えるような未知の意図を経験しようとします。
もし、あなたが
夢や願望を思い描けるとしたなら、
それはマインド体系の中へ「吸収」されてしまうわけで、
もうマインドを超えることができなくなる。
それはもう「未知」とは呼べない。
マインドにおさまりきらないモノゴトだからこそ、
「未知」と呼ぶのだから。
マインドにある夢や願望
といったような空想や想像にフォーカスし過ぎると、
あなたは自分の「天の空間」(真の創造空間)
を忘れてしまい、そこから意識が切り離される。
そして自分の霊的本質や神愛を見失う。
意識は再び眠ってしまい、
自我メカニズムが勢いを増す。
個人的な夢や願望は、
世間や一般社会から
刷り込まれたプログラムです。
ごくごく意識が醒めていない限り、
夢のワナ、願望のワナ、空想のワナに
かかってしまいます。
誰かの頭から自分の頭へ、
あるいはマインドからマインドへ乗り移ってきた、
今のあなたのものではない願望や夢なのです。
あなたはしばらくそれに取り憑かれ、
それを「霊的本質」の欲求だと錯覚する。
すると、ソレ以上の未知なるものが、
あなたを訪れることができなくなる。
あなたの意識の「根源」(ゼロポイント)には、
一切の時間のスペースがなく、(=時がなく)
いかなる個人的な夢も願望も
保持される場がありません。
そういう小さな個人を超えた、
壮大ないのちの愛の意図が躍動し、
エクスタシーがみなぎっているのです。
今までの私たちが観てきた物理次元は、
虚空のゼロポイントが創った本当の物理次元(現実)ではなく、
洗脳されたマインドの価値観によって、
人工的に創られた不自然な
偽の物理次元(現実)だったのです。
個人的な夢や願望そのものが、
機械的で人工的なプログラムだったということです。
ですから、夢や願望達成という条件付きでしか、
あなたが高揚できないのだとしたら、
それは偽のワクワクです。
本物のワクワクや喜びには、条件などいらない。
もともとの本質だから。
そのせっかくの本質からズレてしまうものが、
個人的な夢や願望なのです。
夢を持とうとか、目標を決めろとか、
そういう他者からのエネルギー操作によって、
私たちは真実とは逆のことをやってきたようです。
それも大切な人生経験なのかもしれませんが、
その全てが、幻の自己による、幻の夢見だったとは!
マインドには色々なプログラムが入っているために、
どうしても、自我、エゴ、個人という感覚が生まれ、
「こういうものが自分だ」という
偽の認識を生み出してきました。
そして自分に対しては、
常に特定の理想を投影し、
そうありたいという夢をいだく。
過去のマイナスな自己イメージを
ようやく捨てたかと思えば、その代わりに、
未来の自己イメージに対する
夢や理想(プラスの自己イメージ)という願望を作ってしまう。
いかなる理想も無ければ、
あなたはいったい何者だろう?
単に純粋な意識のあなたでしかない。
無で空っぽのあなたとなり、
やっと「中庸」のいのちが
パワフルに顔を出すのです。
理想という枠から意識が自由になり、
いのちがイキイキと羽ばたいて、
エクスタシーが生まれます。
あらゆる理想という幻想を取り去られると、
自我のメカニズムは「がっかり!」
という感情反応を起こす。
でも、その反応は、真のあなたのものではない。
自我というマシンが起こす
機械的反応(条件反射)ですから、
全く気にしなくていい。
もう二度と、個人の理想像を作り出す必要はない。
理想という幻想は、実にうるさくしゃべってくる。
あなたを誘惑し、理想をおしつけてくると思う。
でも、そういう時こそ、
「いのち」がいかに雄大な「沈黙」に
達しているのかに気づいて頂きたいと思います。
いのちは、あなたに対して
「いかなる理想」も押し付けていません。
完璧な中庸です。
この途方もない受容性、無条件の愛、
それがいのちの本質です。
いのちは、あなたから、
「何かを為そう」とする自我(メカニズム)を
取り払おうとしています。
あなたを最高に自由な意識として
進化拡大させるために・・・です。
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