誰の夢か?
夢の現実化などとよく言いますが、
そもそも自分の願望だと思っているものが、
本当は他の人の夢ではないかと
疑ったことがありますか?
「こうなりたい」「それを手に入れたい」と
強く思うものの多くは、
自我(プログラム)から起こっています。
これは驚きです。
つまり他者の価値観によって
操作されているわけです。
真の自己である「意識」が、
今ここで望んでいるものではなかったりする。
世間や他者から理想像(イメージ・エネルギー)をインプットされ、
これぞ自分の夢だと強く勘違いしていたりする。
あるいは、口では「あなたの自由よ」と言っていながら、
親がこっそり「あなたにはこうなって欲しい」と
強く願っていた夢だったりする。
あるいは、先祖(先祖のDNAデータ)が執着していた夢や願望を
今回の肉体に引き継いで、
それを自分の夢だと錯覚していたりする。
たとえば、江戸時代に商売に失敗した先祖のDNAが、
今世こそビジネスで一旗あげたいと願っていたりする。
あるいは、あこがれの「誰かさん」が世間で成功し、
あなたが「いいなあ!あんなふうに成功したいなあ」
と憧れてしまう時、つい頑張ってマネをしたくなる。
それも結構ですが、
その「誰かさん」による支配エネルギーを
(時には時空を超えてまで)もらっていることが多い。
支配エネルギーというのは、
善意という実に美しい仮面をかぶっている。
実態はこうだ。
「私は、こんなにも成功し、沢山のものを手にし、
こんなにも幸せです。
是非、あなたたちにも幸せになって欲しい」
というようなプラスのエネルギー・コードを
相手のチャクラに刺していたりする。
私には、それが見ようとすれば視える。(普段はしませんが)
これは自我の念による行動操作でしかない。
皆さん各自の自発的な「気付き」と「自立」を
うながす以上のことを、第三者がやる必要はない。
その憧れの「誰かさん」も
良かれと思ってやっている。
でも、「あなたにも、私のように幸せになって欲しい」
と願う時点で、
願った相手が今のままでは不幸だと
断言しているようなもの。実に失礼なことである。
ですから、もし成功者の近くに行った時などは、
ご自分の尊厳のスペースを保って、
その人のエネルギーから自立していることをオススメします。
成功者に陶酔することなく、
公平に尊厳を認めあった上で、
自立していることです。
そのためには、自我メカニズムから出て、
醒めた意識を保っていることしかありません。
大いなる宇宙の計画の一環(真の自己の夢)など、
個人には前もって分からないことだらけ。
概要はおおよそ分かっても、
前もって詳細なことは頭には分からない。
だとしたら、個人としての姿勢は、
常に「全体のために、何でもいいです!」
という状態でいるしかない。
本当にどっちに転んでもいいし、何が起きてもいい、
という無色透明になっておくことです。
そして、自分のポテンシャルへの信頼を
もっともっと広げておくことです。
もしかしたら、自我の頭にとっては、
大嫌いな灰色や茶色が待っているかもしれない。
成功者の金色や
他者の青がうらやましく思えるかもしれない。
でも、もう個人のゲームではない領域に入るのです。
全体ひとつの進化繁栄のために、
自分の立場が、今は茶色を実行することだとしたら、
そこには必ず喜びがあるのが普通です。
茶色の向こうに楽園が待っているのだ
ということが分からないのが、自我の頭の限界です。
自我が思う幸せ(自我が思う理想)が用意されているべき、
と思うのが自我なのです。笑。
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