今日の内容は、（宜しければ）コピーでもして保管なさって下さい。
そして、不安や混乱が湧いたら、是非見るようにして下さい。

お悩み相談に乗ることや、自我の感情に関して書くこと、そのための時間が今後あまり残されていないのです。
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多くの人が勘違いしているのは、自分の内側に「自我」というものが「生きて存在している」と思い込んでいること！

とんでもない！自我とは「メカニズム」のことですよ。機械的なパターンのことですよ。プログラムされた鎧（ロボット）のことですよ。何度も書いてきました！

この見えない鎧の中にあなたの「意識と生エネルギー」が閉じ込められてしまうと、自由意志で動くことが困難になり、プログラムされた「メカニズム」のままに動くことになる。鎧の支配下に入る。

でも、鎧の動きのパターンに「同一化」「一体化」してしまったあなたは、まるであなた自身か、何か別の者が生きて動いているかのように錯覚する。

このような作動するメカニズム（パターン）を自我と言います。

自我は生きている意識存在ではないのです。だから幽霊とも表現しますが、複雑に組み込まれたプログラムの作動に過ぎない。自我に意識はありません。

だから、単なる「メカニズム」だと知って頂き、その支配下から出て下さい。出るには「中立な観察」しかないのです。すると、自我（機械的な反応）のパターンから自由になります。

プログラムを組みこんだ「メカニズム」の支配下では、かつて「色々な感情」の作成が行われたわけです。

それは私たちの本質が、感情を観察経験して知りたかったからであり、感情作成のためには思考や概念や固定観念のインプットが必要でした。

思考や概念や観念によって

沢山の感情を作成しておきながら、

それを昇華（浄化・解決）させる方法は、

ほとんど世間から教えてもらっていないのが現状です。

世間では、感情を昇華する方法ではなく、感じないようにして抑圧する方法や、感情の原因となった「できごと」「外側」を変えようとする方法ばかりが横行しました。

→何の解決（＝昇華）にもなりゃしない！

「引き寄せ」などはその典型です。そんなものは、逆に感情の興奮を強めるだけで、昇華する（＝解決する）こととは真逆でした。

たとえば、お金を得れば不安の感情が湧かないから、何とかお金を増やすことを考える。（これ、完全に逆～～～！）

不安が湧くような出来事の「おかげさま」で、今まで凍結されていた「あなたが作った感情」が浮上する。このチャンスにこそ、感情が昇華され、気化され、深く死ぬことが可能になる。

不安が昇華（消化）すれば、自動的にあなたの内なる「波動」が変わり、だから、外の「できごと」が変わるのです。内から外が生まれるから、内生（うちう・うちゅう）です。

いったん感情というカタチになったものを、本来の光に昇華させるとき、どこに受け入れ先があると思います？

カタチの創造と、カタチの崩壊は同じポイントです。感情を作ったところに「受け入れ先」があるのですよ！それはあなたの内側ではないのですか？

この昇華（浄化）を可能にするのは、あなたの内側にあるゼロ点（大いなる愛の観察意識）しか無理でしょう？

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作った全ての感情を拒否せず、大いなるスケールの愛で受け容れることによって、逆に全ての感情を使いこなすことができるようになります。

今までのように、感情に振り回されるのではなく、あなたが自由に好きな時に感情を使いこなせるようになるのです。映画を見て、絵を見て、風景を見て、感情の楽しさを知っていくのです。

大いなる無条件の愛で、感情の全てを受け容れるだけの「愛の観察意識」に成りきって下さい。その意識の覚醒状態を維持し、それに慣れて下さい。もっと、もっと、もっと！

それが意識の拡大なのですから！それを「あなたの進化」というのですから！（進化って、いったい何のことだと思っていましたか？）

自分自身で作った感情なのだから、あるいは自分自身で外から吸い込んだ感情なのだから、自分が自発的に受け容れて「知る」という責任を回避しないことです。

感情への抵抗、感情への否定、感情への嫌悪、それは私たちの本質である「愛の意識」が行なっていることでしょうか？

感情を避けようとすると、もっと受け容れることが困難になっていきます。そして、もっと「ヘビーな出来事」を使って、感情を受け容れざるを得なくなります。