聖霊体vs幽霊体
大いなる純粋な愛の意識存在としての覚醒が起きないなら、
その人は肉体を持ってはいても、
感情的な自我という亡霊や幽霊に主導権を握られ、
まさに肉体内で憑依された状態となります。
あなたが大いなる愛の意識存在として目覚めないなら、
あなたの「真の霊体」である聖霊体、つまり
「光の体・ご神体・スピリット」がパワフルにならない。
聖霊体が眠ったままで動かないから、
生きていく喜びの衝動が全く湧かないし、行動への意欲が湧かない。
大いなる愛の意識としての覚醒があなたに起こると、
自我の幽霊体(感情体)は虚空へと成仏し、
新たな光の聖霊体として再生新化することができます。
そして、なんと、あなたの内なる幽霊体(変質自我)を
成仏させることは、
他者の感情的な幽霊体を成仏させることにもシンクロしていきます。
かつてブログにも書きましたが、
玉置神社の近くにある「頭の神社」に行った時、
武将の首を祀った塚があり、
「慰めてほしい」という叫びを感じた私が
塚の前に立った瞬間、
ものすごい暴風が吹き荒れ始めました。いきなりでした!
この首にご縁があったということは、
私の中にも、似たような「自我の記憶」があるからです。
自我は、いつまでたっても「感情の傷」に執着し、
「哀れんでほしい。慰めてほしい」
「誰か、何とかしてくれ!」と、他者に依存しながら主張するばかりです。
他の何かに依存するばかりです。
なぜ、他者や他の何かに助けを求めるかといえば、
真理を知らないから。
自らが自発的に積極的に霧散して(深い死を迎えて)しまえば、
虚空に入滅することができ、
すぐに新化再生の道に入るという真理を知らないから。
新化再生システムが宇宙の根本真理として
存在していることを知らないからです。
ところがこの真理を、「言葉の理屈」で伝えてもダメでした!
「あなたはもう死んでいるから、再生して」
と伝えてもダメ、
「愛という意識があなたの本質だ」
と言ってもダメ、
密教の「怨霊の鎮め」をやってもダメでした。
でも、その時、恩寵が起こりました。
とっさに私の中で意図したことですが、
「この私」という情報や状態を完全に消し去って、
「空」「無我」に成りきってみようと思ったのです。
中立に言いますと、自分が思ったのではなく、
その意図が天から降りて湧き上がったわけです。
首塚の自我を霧散させるという愛の意図を、
私の本心から純粋に発したからこそ、
「この私」という「情報の消し去り」が
(恩寵として)ひとりでに起こり、
「空」「無我」が(恩寵として)ひとりでに起こったのです。私の体内で!
ですから、何ひとつとして「この私」がやったのではない。
何ひとつとして「この私」が成し遂げたのではない。
実に頭が下がる「天地の計らい」です!
「首」の自我に対する真摯な愛の意識に、
虚空とのシンクロ(感応道交)が起こり、
虚空から恩寵がもたらされただけ。
つまり、意宣りが虚空へ純粋に通じただけ。
暴風の荒れ狂う中、
「この私」が霧散して
風に溶けてしまうような「自分ゼロ状態」(無我)(空)が
しばらくギフトされ続けたあと、
す~っと暴風が止み、「首」は成仏しました。
理屈では通じず、無我の波動によって
シンクロ(感応道交)が起き、成仏という恩寵が起こったのです。
頭を中心に何かをすることの無意味さに気づかず、
「この私」が何かを話しているのだとか、考えているのだとか、
何かを行なっているのだという「思いあがり」があるかぎり、
変質した自我は肥大化するばかりです。
それでは、真の意識の覚醒と愛の拡大進化は起きない。
私たちの中に巣食っている
「この私」というメカニズムから出ないかぎり、
「真のあなた」(意識&真の霊的な体)は
「この私」に食い尽くされて自滅する。
新たな肉体化も起きなくなる。
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