あめのやすのかわ(生の巡り)
私たちの本質(真の実在)は、純粋な「意識」です。
そして、意識は必ず「光」を放出しているので、
私たちの本質は「光の巡り」ともいえます。
光の柱(光の体)、これはまさに光の巡りそのものです。
古事記では、この光の巡り(生の巡り)のことを、
「天の安の河」(あめのやすのかわ)と呼びました。
森羅万象、万物万我、この世の全てに、
「あめのやすのかわ」が流れているのです。つまり「神の河」です。
私たちの身体はもちろんのこと、
会社、家庭、グループ、学校、病院といったような
集合的な組織や、
仕事、プロジェクト、柔道・華道・剣道・柔道・絵画の道
といったようなものにも、「あめのやすのかわ」が流れています。
ですから、会社や仕事や家庭などに関して、
表面的な形態や、ネーミングに惑わされることなく、
その奥に「神の河」が流れているのだということを
忘れてはならないのです。
会社も神、仕事も神、家庭も神、組織も神、全ての中核は
神の流れ(生の巡り)なのです。
その意味で、身体や家庭や会社や学校を
神社と見なしてもいいかもしれません。
かつて、ヒーリングの先生が、
「決して、クライアントさんを患者だとか、
被害者だとか、相談者などと見なしてはいけないよ。
そう観た時点で、相手の生命の流れをダメにする。
ここは注意しなさい。
決して自分が治す、何とかするなどと思わないこと。
彼らの中に神だけを観て、
神の流れ(生の巡り)に任せなさい」
と教えてくれました。
それ以来、どなたさまであれ、私も他の方々を観る時、
必ず「あめのやすのかわ」を観るようにしている。
性格や自我や問題点にフォーカスせず、
「あめのやすのかわ」に意識を向けると、
それだけでご本人に関わるモノゴトが好転し、
改善されていく。
ただし、相手の方が、
ご本人の自我や性格や問題点にばかり執着し、
そこにフォーカスするなら、
あまり役には立てませんが。
甥っ子が整骨院(オステオパシー)を開業した時、
一体どんな施術をするのか、聞いたことがありますが、
「患者さんのことを患者と見ないんだ。
そしたら、その人の命の働きを阻害するから。
そして、患部とか、問題箇所とか、そういう発想もしない。
ご本人の命が直すから、ただ中立に観る。
それだけが大事だ」
と言っていた。
最近は、そういうことを教えてくれる先生も増えているらしく、
なかなかよい兆候だと思います。
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