◆2DAYワークの方へ。明日１２時３０分から（正午開場）プレミア会議室３０６
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昨日の「明晰さ」の続きから・・・です。

多くの人が明晰さに欠けたままでいるのは、

偽の自意識、偽の自己観念を

抱いて生きているからです。

偽の自己観念とは自我のことであり、

これがあなたの感性を鈍感にし、

気付きへの明晰さから遠ざけている元凶です。

周囲から決めつけられた「知性の不完全さ」を

自分の状態だと思い込んで、

ほとんどの人が日々を機械的に生き、

無意識に生き、

意識の明晰さを眠らせたまま、

うわの空でぼんやりと鈍感に過ごしています。

今ここを目覚めて生きる明晰さがなく、

繊細さに欠けたまま、

ただ将来に向けての夢を見、

空想や想像にふけり、

欲求やロマンを未来へ投影しながら暮らしている。

これでは生の浪費でしかない。

自らの知性（創造性）が虚空からの生命にあり、

その虚空は

あなたの内なる中核にあるのだと知ったなら、

あなたはこの上もなく明晰になれる。

もっと意識的になれる。

あなたの内面に明晰な意識の火を燃やし、

今この瞬間に「留意」し、もっと注意深くなり、

自分の意識をさらに振り絞って

いつも目覚めて（覚醒して）いなければならない。

今この瞬間がもたらす「目前の空間」でのみ、

すべての物事が起こっていることに関して、

もっと明晰さをもって気づいていなくてはならない。

明晰になって初めて色々な気づきが起こりますが、

その気づきはあなたによって

吸収されなくてはならない大切な情報です。

その場合、「静寂な受容性」の状態（愛の状態）

が無ければ吸収されず、腑に落ちず、叡智にはなりません。

全てを受け容れるだけのオープン・ハートが大切なのです。

先に特定の思考を握っていては、

「静寂な受容性」ではなくなります。

繰り返しますが、

多くの人が明晰な意識になっていない原因は、

間違った偽の自己認識を抱いて生きているからです。

そもそも、あなたはご自分自身について

何かを「直接」知ったことはありますか？

つまり、他者の判断や意見を全く持ち込むことなく、

素の自分自身に「直接」出会ったことがありますか？

無いとしたら、あなたは本当の自分の生を

生きているとは言えません。

他者が思うあなたではなく、

素のあなたに遭遇して初めて、

本物の生命を頂いたと言えるのです。

（つづく）