どの段階の意識?
一般的な自我の段階(種類)を述べてみます。
自我意識の特徴は、
全体愛の意識(融合・受け容れ)とは真逆で、
どこまでいっても「闘争」がベースです。
第一段階の自我の人は、
ただ生き延びることだけが精一杯の人生を過ごす。
国の内外をとわず、いまだに多くの人が食うや食わずで、
不安と恐怖のなかで必死に暮らしている。
食べ物、住居、物質、暑さや寒さ、病気、
そういう基本的な問題で頭がいっぱいになっている。
第二段階になると、
そこそこ何とか生きることはできていても、
さらに金銭的にも物質的にも楽になりたい、
明日は今よりもさらに富裕な環境に身を置きたいと
思っている。一生懸命に頑張って働くが、
やはり目先の不安で頭がいっぱいになっている。
外側世界が「影」であることを忘れている!
第三段階になると、
人数的にはかなり少なくなるが、
求めるものを全てほぼ手に入れて、
第一と第二の段階の人よりも
相当に恵まれているにもかかわらず、
さらにもっと多くを手に入れようとしている人々がいる。
このグループの中には、
物質的な「清貧」を唱える人もいて、
手に入れたいものが物質ではなく、
人の心へと移っていく。
欲しがるという意味では、もっと巧妙にずるくなっており、
「崇高な人」「聖なる存在」という賞賛を欲しがっていく。
これは自他ともに気づきにくい盲点です。
第四段階ですが、
これは自我ではなく、真の実在が覚醒しています。
世界的に見ても、まだわずかな人たちだけです。
この段階の人は、物質的な不足感からは
完全に解放されており、
人の心を欲しがるような不足感からも解放されている。
霊的な現実、霊的な真実、高潔な意識、
万物一体愛の経験にしか興味がない。
人生は霊的な道を行く旅だと知っている。
そのような天の意識(天意)で人生を生きていく。
「幸せな人生を送りたい」と、ほとんどの人間が望んでいます。
でも問題点は、
何をもって幸せな人生だと信じているのかということです。
先ず、ゆりかごから墓場までが「人生の時間」だと思い込んでいるなら、
今の物理的な世界(今の地球)が
おちいっている苦しみの元凶から離脱することはできない。
制限された短い時間のなかでは、
焦りしか生まれない。
「私たちは不死である」という事実が理解できない限り、
幸せな人生を送ることはできません。
(※不死に関しては、「光・無限のいのちを生きる」を参照下さい)
本来は永遠不滅であるはずの意識と生命を、
制限された時間の概念の中に閉じ込めたままで、
できるだけ良い結婚、もっと沢山のお金、
もっと大きな豪邸、もっと崇拝され賞賛される立場、
沢山のSEX、さらなる美貌と若さ、
こういうものを欲求し続け、
手に入れることが幸せへの鍵となっている限り、
苦しみの元凶からは離脱できない。
外側から何かを得る願望成就が
幸せと思っている限り、苦境は続く。
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