７月に入ってから、週に３回ずつほど

ジムに通い始めました。

深い内奥の意識だけでなく、

表層の物理的な体にも

むしょうに取り組みたくなったのです。

そこのトレーニング理論に合意できたのと、

一回目から、肩・首・腰が軽くなったので、

これなら継続できると思いました。

６種類のマシンをこなしても１０分くらいです。

それを３ラウンドするだけだから、

３０分～３５分ほどで終了できます。

全く疲れないし、心臓もバクバクせず、汗も少し。

何より無心になれるのです。無思考になります。

昔々、感情的に相当苦しんだ頃、

肉体にも八つ当たりしていたので、

そのツケを払うかのような

まずい状態に急になりつつあったのですが、

自分に合ったトレーニングによって

かつてない底力が出てきました。

ですから、ついつい肉体の元気さにばかり

意識が向いてしまいます。

元気な肉体に酔いしれてしまい、

この肉体さえあればもう充分

という感じになります。

肉体を持っていることの楽しさ「だけ」が、

どんどん強まるような・・・。

昨日、スーパーからの帰り道、

「あ！これはある意味で危険！」

と感じました。

と同時に、静かにメッセージが来ました。

ある意味で危険、その通り！

体の健康と元気さにばかりに片寄るな。

内なる中心の意識がブレて

また眠ってしまうぞ。

表層の肉体が

前より元気になったのなら、

内奥の意識も比例して

ますます明晰に

覚醒していなくてはならない。

そうでないとバランスがとれない。

全体的な調和がとれない。

今までは意識が明晰であっても、

肉体はどこか疲れやすかったのです。

そんな肉体の状態のままで、

「意識」のほうにばかり

取り組んでいたせいか、

肉体の疲れ方がますます

ひどくなっていたような気がします。

やはり、意識を覚醒して保つなら、

その高い波動に対応できるような

素直な神経回路の肉体でなくては

もたないなあと納得しました。

 その意味では

肉体とも誠実に向き合っていかなければ、

結局は心身ともにダメになってしまうと分かりました。

今さらながら理解できたことですが、

肉体にちゃんと向き合っていくというのは、

決して肉体を甘やかすこととは違うのです。

肉体の状態は人それぞれですので、

向き合い方や取り組み方は

何でもいいし、どれでもいいし、

いつからでもいいと思います。