霊的な道（スピリチュアルな道）では、先ず第一段階として、

「自分には絶大なる力あり」と信じることが大切。

（この絶大な力の「通路」が光の柱です）

そして、絶大な力を信じていくことが、

【ことよさし】を実行する上で、

是非とも必要です。

そうでなければ何も始まりません。

【ことよさし】、覚えていらっしゃるでしょうか？

目の前にある「自分が取り組むもの」の全てを指します。（古事記より）

しかし、その【ことよさし】が、ある段階まで進み、

仕上げが近づいてくるにつれ、

「自らの力が絶大」であることは、

「天地の恵み」以外のなにものでもなかった！

ということに気づかなければ、

その仕事は完成されません。

表現としては、矛盾しているように聞こえますが、

自らを信じることの絶大な力は、

天地の絶大な力が湧き出るところと、

その源泉は同じなのです。

自我の力や愛が、いかに小さいものであるかを謙虚に理解し、

自我の知識や分別力が、いかに小さいかを悟った時にこそ、

個人の上に集まってくる「天地の力」を

最も素直に楽に動かすことができる。

この時の個人の姿は、

極小であると同時に極大（無限大）であると言えるのです。

何ごとであれ、世間の人々に「結構なことだ」と言われるほどのことは、

それは必ず「天地の恵み」（天地の結び）がもとになって出来ています。

決して一人の人間の私心や

頑張りなどで仕上がるものではないのです。