開拓する
古事記には、「豊葦原(とよあしはら)を知らしめす」という表現が出て参ります。「知る」という言葉の深意(真意)がここにあります。
知識で知る、情報で知る、これらは本当の「知る」ではありません。「知る」とは、実は「知らしめる」(=知らしめす)という意味だったのです。
虚空の意図は「自分自身の全てを、自分の意識に知らしめたかった」から、人型生命体という偉大なプログラム(だらけ)をこの世界に発表したのです。
「知らしめる」は、「開拓する」とも言ったりします。
あなたは、自分という国(=肉体)(=豊葦原)を愛で「開拓」して、それを全宇宙(=自分の意識)に「知らしめる」ためにここに居ます。(人間界だけでなく!)
全宇宙(=自分)に「知らしめる」というのは、見える存在や見えない存在たちの全てと「共存共栄していく自分」を開拓して、全エリア(=自分)に「知らしめる」ということなのです。
ですから、「開拓する」という本当の意味は、やたらと樹木を伐採して道路を作るようなことを指すのではありません。
山々を大切にし、森林・野原・土壌を大切にし、河や海を大切にし、動植物を大切にし、見えない世界や、見えない存在たちを大切にし、これらの全てと共存共栄をはかっていくことが、本来の「開拓」という意味なのです。
このような「開拓」の精神のことを「スサノオノミコト」と呼んでおりますが、これは昔々に居た神のことではなく、まさに私たちの中にある「開拓精神」のことだったのです。
自分という国体(肉体)を構築している「プログラムだらけ」を愛と好奇心で観察することなのです。
共存共栄するには、自分の国体を開拓し、
あらゆる全ての要素が自分にあるという事実を
あらゆる全ての要素に対して
「知らしめる」ことだった・・・。
善き国体(肉体)を創り、世の中に知らしめるという約束をして
現実世界に現れた「私たち自身」です。
でも、「初めから労せずして安心を得る」
という誘惑に支配され(人間の自我となり)、
それが叶わない場合、
泣きごと&不足不満を言うようになったのです。
多くの人が、開拓の神のマインドではなくなり、
人間界だけのプログラムに惑わされ、
不満足・泣きごとのマインドになってしまった・・・。
開拓するであろう見えない世界も、
無数の見えない存在たちのことも、
永遠無限に「開拓」の継続なのです・・・。
私たちの肉体内には、
壮大な見えない世界と
見えない生命存在たちが居て、
そこと共存共栄することのほうが
魔法のような奇跡を起こすでしょう。
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