執着(情)と憎しみ
世間では、「情での執着」と「愛」を混同していることがほとんどです。
家族や先祖や友人や仲間への「情での執着」は、愛とは全く関係のないもので、「所有&操作」というキーワードから起こっています。
誰かに執着し、「自分が良かれと思うような相手であってほしい」という操作(支配)をするのです。
相手の魂の自由を完全に奪う行為です。
先祖や家族や誰かが感情的に苦しんでいると思うと、それを良くないことと解釈し、「自分が良かれと思う状態」になってほしいから、そこにちょっかいを出すのです。
他者に意識を向けすぎる(=執着の情)と、あなたのエネルギーがパワーダウンしますから、「新たなあなた」を出現させられなくなります。
相手も、あなたによって執着を向けられることによって、「新たな自己」を出現させられなくなります。そして、あなたを憎みます。
何度もお伝えしてきましたが、私たちは観察意識であり、「苦しんでいる人」「~な人」なんかじゃない。自他ともに、「苦しい人」などどこにもいません。「~な人」でもありません→そんなふうに特定できないからです。
ただ単に「苦しい」というキーワードが呪詛となって「~な人」というキーワードが呪詛となって、エネルギーが固まって動けないだけ。ゼロへと分解できないだけ。天に戻れないだけ。
話しを「執着」に戻します。
私たちは、過去や過去世において、実に沢山の「執着という情」をふりまいてきました。
専門用語で言いますと、「操作コードを刺す」というわけです。
本当に蛇のようなコードであったり、細い絹糸のようなコード(エンパスに多い)であったりします。(ニュートラルな透視能力者には見えます)
家にも、職場にも、人にも、ペットにも、「執着の情」を刺してぶちこんで、その感情エネルギーを引き戻すことなく、「置いてきぼり」にしたわけです。
憎しみも同じことで、家に、職場に、人に、「憎しみ」「嫌悪」を刺してぶち込んだままにしてあります。
あなたが過去に、少しずつ放った「執着と憎しみ」たちが、今、一斉に一気に帰還しようとしています。だから、ちょっとビックリしますが、必ずあなたが放出したものばかりです。
ですから、必ず愛をもって、敬意を表して受け容れなければ、「天」に返せない。「ゼロ」に返すことができない。
強い執着の情や憎しみが悪いのではなく、それを体験したなら、必ず自分のゼロポイントに戻すことが必要。
好きだと思う気持ち、嫌いだと思う気持ちも、本来は誰かや何かに「刺してぶち込む」ものではなく、自分の中だけで感じるものだったのです。
そして、その「好き・嫌い」というキーワードを使ったなら、必ず手放してゼロに返すことが大切です。
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