悩みとは何か？その正体を知って下さい！

悩みとは、単なる批判の視点のことです。いつもいつも自分を批判し、非難し、分析する。それはボディの緊張と硬さを生む。

その硬さが「人生の流れ」を阻止するのです。ただそれだけです。
ゆるむ、ゆるくする、それが「ゆるす」の語源ですよ～～！

私たちは、自分というものを「自分のもの」だと思い込んでいます。
でも、宇宙のゼロポイントによる「観察対象」であって、自分のものではありません。

私たちは、聖なる二分法によって、【観察する側】（静的な側面）と、【される側】（動的側面）」とに役割分担されています。どちらもあなたです。（車輪の中心と周辺みたいなもの）

観察される側（動的側面）の体には、実に沢山のプログラム（思い込み）が入力され、そのプログラムに感情反応し、行動反応する。

そういった反応を観察している側が「真のあなた」です。未来永劫のあなたです。

真のあなたは、愛をもって観察している意識であって、良い悪いという批判の目で観察してはいません。

もし、批判の目、良い悪いという分析の目で見ているなら、「真の観察意識」の立ち位置ではありません。
そして、あらゆる個人の悩みは、すべて、「真の観察意識」ではない視点から生まれるのです。

多くの人が、真の観察意識の立ち位置からズレています。それは、A子さん、B男さんという人間のほうだけを「自分だ！」と思い込んでいるからです。

しかも、その自分を「自分の所有物」として、支配下に置いています。

観察する対象としての「動的側面の自我」の側とドップリ一体化していると、いつもプログラムに振り回され、中心を忘れ、どうしていいのかわからなくなってしまうだけ。→これが悩みの正体！

空の中に立ち上がったゼロポイントが「真のあなたの意識」であり、プログラムだらけの「自我の反応」を観察していることを絶対に忘れてはならないのです。これ、自立です。

そして、あなたの真の中心意識は、今後は、プログラムを全て外した「光の体」という「動的側面」の反応を観察したいと思っています。
プログラムを全て外すということは、「愛だけの自分」になるということです。

その時、「観察する側」と「される側」の間に、いっさいの「へだたり」が消え、障害が消え、観察する側の意志がストレートに伝わります。つまり、宇宙の思いが全て「あなたの中」を通過し、愛に満ちた現象を観察できるのです。

あなたは宇宙と一体化し、宇宙の愛そのものになります。先ずは、「愛の通路になる」と決めて下さい。
決めたくない人は、それはそれでOKなのです。価値は同じですから。ただ、私からの発信は、何もお役に立てなくなります。

愛の通路になるということ以外、今の私には、もう観察の興味がありません。
と言いますのも、今までの経験において、「あらゆる不自由な私」をもう充分に観察し尽くした・・・と満足したからなのです。