実のところ、あなたという存在はいないのです。今ここに在るのは、いのち（光エネルギー）の動きだけ。

そして、この光がとてつもない知性を持っているから、それ自体が、あなたの全身全霊をいざなう。だから思考は不要なのです。

でも、思考によって人格（自我）が立ち上がっているから、なかなか思考を手放せないのでは？

ご理解頂きたいことがあります。

それは、思考というものには進化も繁栄も無いということです。
思考は、思考自体が目一杯の限界なので！！！
ですから、自我（人格部分）は絶対に進化繁栄できません！！！

私たちは頭を中心に生きてきました。思考を中心に生きてきました。そのように教育され、しつけられ、奴隷化されてきました。私たちの光エネルギーが、全部、頭へと入りこんで、そこだけに閉じ込められてしまったのです。

本来、あなたの光エネルギー（いのち）は、身体すべて（全身全霊）に流れているべきであるし、身体のスミズミにまで広がっていないと体外へ光エネルギーがあふれ出ることができず、「体の外の現実」も豊かに創られていくことができません。

頭を使うには、ほんの少しのエネルギーがあれば充分です。あまり多くのエネルギーを投入すると、ますます思考を解析し始めます。
そういう作業が年がら年中いつまでも終わらないのです。これもカルマと言います。

そして、もっともっと光エネルギーを頭が要求してきます。そうなると明らかに中毒症状です。異常な耽溺です。これは完全にビョーキなのですよ。
皮肉なことに、スピリチュアルを追究する人が、このワナにハマる時が多々あります。

私たちは、全体的でトータルな存在（統一体）として生きていることが普通なのです。全身に光エネルギー（いのち）を拡散して生きて下さい。身体のスミズミまでが動くようにして下さい。