「自制」するとか、自分を律すると聞くと、何となく抑圧されてしまうような感じに思えるかもしれませんが、「自制」は抑圧という意味ではなく、「人生を方向づける」ことなのです。

いのちエネルギー（光のツブツブ）を抑えこむのではなく、それらを導いて無駄なく方向を与えることです。

自分の人生を方向をづける（自制する）ということは、「今」という「生きた真の時」から内なる導きを受け取ること以外に方法がないのです。

そのためには自分の「存在の中心」に自覚意識を置いていなくては不可能です。
そこに中心を定めるだけで、思考に振り回されず、真の内なる導きが分かりやすくなります。

そして、これはもう二度と忘れて頂きたくないのですが、通常の言葉や思考ではない静かな領域（メロディ）のところ、まさに「空間」のところに常にフォーカスするようお願いします。

何度も言いますが、思考は音符みたいなもので、他者から流れてくるか、あなたの中から浮上した過去のゴミ。

このような機械的な音符のほうにではなく、今ここの「至福空間」から生じている、イキイキしたいのちのメロディーに一体化して下さい！

たった今の「新鮮な神の思考」は、非常に超高速で、それはニュートラルな至福空間そのものと「一体化」しています。

さらに知っておいて頂きたいのは、この至福空間には「無限の深み」がありますから、それは限りない叡智情報が満載ということですから、あなたの直観や気付きがドンドン深まるのです。

是非この感覚に慣れて下さい。

たった今、至福の呼吸をするたびに、あなたの肉体にいのちエネルギー（光のツブツブ）が着床し、あなたを導いています。
それは非常にさり気ない感覚です。これをしっかりリアルに経験して下さい。

すると当然ながら、あなたの内側は無言になります。それに伴って外への雑談も減り、どうでもいい口数が減ります。

私たちは表面的な思考や言語に誘惑され、アレコレと迷い、やたら次々と多くの道を歩むこともできる。
でも、それでは、いのちエネルギーが無駄に流れるだけです。
結局、どこにもたどり着かず、何も気付けず、何も知ったことにはなりません。

存在の周辺や表面のものにとらわれずにいて、やがてそれらが散ってしまえば、内なる本物が満ちてきます。
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青い鳥のチルチル・ミチルにちなんで
ここで一句（？）

音符　散る散る、メロディー満ちる。

思考　散る散る、「気付き」が満ちる。

自我は散る散る、「あなた」は満ちる。