何をやるのか、何をやったか、何を具現化したか、どういう成果を出し、どういう利潤や黒字を生んだか、それらは、じつはどうでもよいことなのです。二の次のことです。
人間ゲーム（達成ゲーム）においては、その【かたち】としての結果だけが重視されてきましたが、【かたち】はしょっちゅう変化しますし、心が豊かに満足することはありえません。
じつは、創造の根本である自分自身、つまり【どんな自分】がそれをやったか・・・、このことだけが重要です。

今までのような人間ゲームの舞台（スペース）が世界中で展開されてきたのも、私たち自身の心が「人間（＝偽の自己）意識」だったからです。
【人間の欲】は、「受け取ること」「もらうこと」「与えられること」、ひどい時は「奪うこと」、これだけが重要で、あとは、そのための補足でしかなく、受け取るためには仕方なく提供し、受け取る為には仕方なく人と出会おうとし、受け取るためには今の現実状況を変えようと奮闘する、そういうたぐいの欲でした。

でも、実は本来は真逆だったのです。
【神の欲】は、「提供すること」「放出すること」「手渡すこと」にあり、それはキリスト愛やブッダ愛に代表される「神の表現」そのものであり、そこには個人の損益などの考えは全く介在しません。
そして、他者（他の神たち）が提供することを応援するために、こちら側は「よろこんで受け取る」ということも【神の欲】です。
他者がたくさんの愛を込めて「提供」しようとしているモノやコトは、必ず自分の心に響き、「是非、受け取りたい！」という欲として浮上します。まり、自他の愛が共振するのです！
他者への貢献として「受け取る」だけなのですが、「提供する」ことと同様に大切な働きなのです。

この二つの働きをバランスするために、最初はとにかく「自分のどんな欲も許可する」ことが必要です。
「受け取る」ためのパイプが目詰まりしている人が実に多いと感じています。
「全てを受け取っていい自分なのだ」と許可すると、神のエネルギー（神のいのち）（神意識）と完全に連結できます。
連結点としての丹田が太く強くなって、燃えていきます。
そして、丹田から細胞へ流れ込む生命力によって、不安・恐怖が全身から消え、気持ちも安定していきます。

「全てを受け取っていい自分なのだ」ということが、神への入り口です。
まずはそこから始めましょう。
そして、「全てを受け取る」ことへの恐怖や違和感や反発や不快感などが湧いてきたら、「とがめず」「ＹＥＳ！ＯＫ！」して、自分の本質（神の舞台）の中へ統合させて下さい。

今は、どんどん人間ゲームの舞台が消滅していきます。勝手にです。
あなたが個人的にどうこうすることで、そこを操作しようとしても、余計に混乱した舞台になります。
人間ゲームの舞台は、あなたが意識をそこだけに向けてきたから、それは存在してきましたので、あなたが意識の方向を変えるだけで、（つまり神の舞台へ変えるだけで）、その人間ゲームのホログラム舞台は消えていきます。
もともと、本当に幻中の幻だったのです。
本当のリアル、事実、真実、まことは、神意識（空意識）だったのですから。

頭は見事にダマされていたのです。
私個人の話しですが、このように本当のことを表現したり話をすると、右手が楽になります。
最近は、身体がますます敏感（エンパス）になってきて、神意識を土台とした表現をちゃんとしないと、右手がハンパなく痛みます（苦笑）