先回のブログに対して、かなりの方から、共感と賛同のメールを頂きました。
ありがとうございます！
でも、まだ「頭」が誤解している方もいらっしゃるかもしれませんので、補足致します。（また、長くなります）

【他者への依存・執着を手放す！】と【決意】することの真の意義は何であるのか？
「執着してはいけないから」・・・ではありません！
「執着は、スピリチュアルな状態ではないから」・・・でもありません！
「依存は、神のすることではないから」・・・でもありません！
「依存は、しないほうがいいから」・・・でもありません！
甘えてベタベタすることがダメ・・・と言っているわけでもないのです！

では、一体なぜ、依存や執着を手放す【決意】をわざわざするのか？
なぜ、それが重要なのか？

それは、手放して自立しようと決めるからこそ、「そんなこと絶対したくない！」という自我のエネルギー・ブロックが出て来てくれるから。
「イヤだ、イヤだ、自立なんかイヤだ！甘えていたいし、誰かに寄りかかっていたい」と、駄々をこねる自我が顔を出すから。
これを見つけて、愛してあげることが目的だったのです！

本気で決意するからこそ、命がけで自立しようとするからこそ、その【決意】は神としての強烈な愛の光を発現させ、それによって、対極の強烈な闇（愛されていない自我）がハッキリと見えてくるわけです。
そしたら、もう、ブラボ~！！です。
あとは、その自我のエネルギー・ブロックに対して、「ＹＥＳ！ＯＫ！」のスペース（変容空間）をあげるだけです。
二度と、自我から目をそらさず、そこから逃げず、そこと戦わず、そこを拒絶せず、しっかりと気付いてあげて、何も操作などしなくていいから、ただ、「ＹＥＳ！ＯＫ！」してあげて下さい。
すると、自我のブロックが、ゆるんで、ほどけて、溶けて、もとの光（＝愛）に戻って、あなたの中に融合していきます。

全てのことは、あなたの「内側」に原因があります。
自分自身が自主的に、自発的に、自己の内側を観て、気付いていくことしか、解決はありえません。
「外側」の誰かに“関係性”をもちかけたり、逆に、誰かからもちかけられる時、私たちの意識は、ついつい「外側」に向いていきます。（意識のベクトルが外に向かいます）

お互いを好ましく感じて、お互いに愛を表現しあうとき、あるいは、自分だけが誰かを愛おしく思っている時、「外の対象」に対してのみ、自分の意識が向かってしまい、自分自身の「内側」には向かわず、「内側」に気付くことがなくなります。
そうなると、実は、その「内側」に、孤立感・孤独感などか隠れていても、全く気付けないことになってしまいます。

でも、いったん、相手が自分の前から立ち去った時、それが単に物理的・身体的に去ってしまっただけであれ、あるいは、心も一緒に離れていった時であれ、そこで初めて、意識が「内側」に向かい、ようやく自分の中の“心のうずき”に気付かざるをえなくなる。
「あ！なんか淋しい」と感じる。
「あ！なんか辛い」と感じる。
「あ！なんだか切ない」と感じる。
手術用のメスで、全身スパスパと切り込まれるかのような感じでさえあるかもしれない。

そして、また、それを外側の他者と“かかわり”を持つことで、解決をしようと試みる。
他者によって埋めてもらおうとする。
何とかして、他者をつなぎとめようと、必死になって執着する。
（それを、間違いだとも、悪いとも言っていません）
色んな方法で、相手にアプローチをかけようとする。
「ねえねえ！私を認めて！そして愛して！」という意図のもとに、多かれ少なかれ、アプローチをかける。
態度に出さなくて、心だけでアプローチをかける。（でも、相手にはエネルギーで分かってしまう）

その努力も辛くなってきたら、自分に “プラス思考”の自己暗示などかけて、「もっと、イイ人がいるはず」「さあ！新たな出会いが待っている！」と無理に信じこもうとする。
それもできないとなれば、「しかたないね」「世の中って、そういうもの」と、無理に自分に言い聞かせる。
どれにせよ、自分の「内側」にちゃんと向き合っていない。見てあげていない。
なるべく感じないようにしてしまう。

淋しさ、孤独、甘え、依存心、執着心、それを見つけたら、決してごまかさず、誠実に「ＹＥＳ！ＯＫ！」して下さい。「ＹＥＳ！ＯＫ！したくない自我」にも「ＹＥＳ！ＯＫ！」のスペースをあげて下さい。
全て、「自分の内側」だけで起こっていることだから、しかも自分が創造したものだから、ちゃんと見つめてあげて下さい。
これが自己愛、自愛、慈愛です。

もし、どうしてもそれが出来ない時、つまり、やっぱり誰かに本気でベタベタ甘えたいなら、そして、やっぱり誰かにものすごく“かまって”ほしいなら、自分の中の【内なる母】（インナーマザー）にドップリと甘えて下さい。（インナーマザーは、「空」舞い降りた神秘の暗号に書いています）
グレート・マザーともいいますし、イザナミともいいます。
どちらにせよ、光の性質の中で、“母”を担当するエネルギー存在（鋳型）です。

どうぞ、【内なる母】にこそ執着し、甘えまくって下さい。
充分に甘えたら、満ち足ります。
そして、愛にあふれた本来のあなたに戻ることができ、他者に対して、１００％の愛の状態を楽しく表現できていけるのです。