【き】・・・それは天の気、天の意、天のマインド。
【き】は必ず【み】を結ぶ性質があります。
【き】は、「イザナ【き】」のことです。
【み】は、「イザナ【み】」のことです。

「空」から生まれた【き】は、必ず【み】となりますが、【み】は【いのち】のことでもあります。
その【いのち】は、【（内なる）時間】ともいいます。（外なる時刻のことではありません）

ところが、天の【き】が個人のマインドによって否定されたとき、「【き】ちがい」となり、素直に【み】を結びません。
そして、「【き】ちがい」のマインドは、心の【引っかかり】となって、個人の中で猛威をふるうことがあります。

心の【引っかかり】は（その表現どおり）、かぎ針のようなフックとなって、引っかけたいものを引っかけます。
そして、自己の思考を野放しにして気付いていないとき、心の【引っかかり】にも気付きません。
人生の、一体どんなことに引っかかっていますか？
あなたの【引っかかり】は何ですか？

そのかぎ針のような、フックのような【引っかかり】が、そのままの現実をすぐ引っ張ります。
各自で自由に【引っかかり】を創っているのです。（自己責任です）
不安という【引っかかり】、心配でしかたがないという【引っかかり】・・・。
豊かになろうとすると、何か、心の中で【引っかかる】ものがあるとか・・・。
憎しみという【引っかかり】、疎外感という【引っかかり】・・・。

「自分なんて、生きていて恥ずかしい」という【引っかかり】・・・。
このような自分を恥じるフックがあると、「我に絶大な力あり！」と口にできません。
無意識に、沢山の人が「恥」のフックを持っています。
その「恥」は、謙虚さとも違うし、奥ゆかしさとも違うものです。

「恥」の【引っかかり】のフックを、別のすてきなものに変更すればいいだけなのですが。
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※　先日の、東京アドバンス講座では、この【引っかかり】のことを【マインド・チップ】と説明させて頂きました。