今、やっていることや、今ここを生きていることが嬉しいなら、他には何も考えなくていいから、今を無心にエンジョイしていって下さい。でも、もし、「こうあるべき」とか「自分にはこれしかない」という思いこみでやっているなら、ぼちぼち意識を拡大する時期かもしれません。

あなたの脳の受容量（意識のキャパシティ）はどれくらいでしょうか？どれだけの「自己の可能性・潜在性」を受け容れているでしょうか？自己を無限の存在として、さらに拡大してもいい生命存在として、充分に受容しているでしょうか？

もし、今のあなたがイキイキと生きておらず退屈しているなら、それは仕事のせいでもなく、日常のせいでもなく、お金や家や他人のせいではありません。

もう、充分飽き飽きしているコトを（＝すでに知ってしまったコトを）、相変わらず繰り返すことしか考えない脳だからです。新しい自己を知ることへの意識拡大、それをタイミングに応じてやっていないと、全く人生はツマラナイ。

無意識に、私たちは超越や拡大進化そのものを恐れます。そのように洗脳されています。例えば、（これもいつか言おうと思っていたことですが、）誰もブッダやキリストを越えようとはしないのが不思議だと思いませんか？目指すだけ、憧れるだけ、追随するだけ。

でも、本当の師は、「私を超えていきなさい」と弟子に言う。弟子の役目は師を超えることだから。生徒の役目は先生を超えることだから。つまり先輩以上に、意識拡大することが後輩の役目なのです。子は親を超えることが役目だから、いつまでも親の言いなりでどうするの？

同様に、「語る者」を超えていくのが「聞く者」の役割です。発信者を超えていくのが受信者の役割です。本の「書き手」を超えていくのが「読み手（読者）」の役割です。百歩ゆずって、もし超えられなくても、横に並ぶくらいの気持ちでないと。

死なないはずの体を、死んでみせたブッダ・・・。「ブッダでさえ肉体が死ぬのだから、自分なんか」と私たちは普通に思い込む。でも、そうかなあ？

今朝のメッセージですが、現代の私たちがブッダを超えること、それがブッダ自身の望みだと言ってきたよ。（信じたくない方は、それはそれで構いません。スルーして下さい）

彼の肉体が物理的にもたなかったのは、過酷な修行のせいであったから。それをせっかく教えてくれているのに。中庸な心を悟って、ゼロポイントの大切さを教えてくれているのに。

ブッダの体験を踏まえて、さらにそこを超えて体験していくことが、あとに続く者のよろこびであり、チャレンジだと思うのです。これ、最高にワクワクする神あそびです！