神仏の次元も　（人によってはハイアーセルフとも言いますが）、もともとは私たちの内側に在ります。その事実を忘れないために、内なる神仏の象徴を外の神社仏閣にお祀りしているだけのことです。

内側に神仏を意識すればするほど、そこに同調しシンクロするので、全身全霊がとても心地よくなりますし、高次のメッセージも分かりやすくなります。そして、「ああ、力を頂くなあ」と感謝の念が湧きますし、全てにおいてますますベストなことが起きるように導かれていることが分かって参ります。

ここのところ、今週末講座の密教のテキスト・プリントを作成させられるよう導かれていますが、不思議なことが起こってきます。参加者の方々の心の準備段階に応じていくようで、伝法内容が変更になったり、削除するところが出てきたり、講座が開始するまで分かりません。

一番びっくりしたことは、テキストのための密教原本から、最もコアになるページが消えてしまったこと！！何度探しても見つからず、「もし、私個人に何らかの心得違いがあるなら、出てきてくれなくても構いません。あるいは、もう必要がないなら出てきてくれなくても結構です」と真摯に祈って、もう一度、中立な心でページを開いたら・・・、で、出てきました～～！そして、なぜ内容が一旦消えたのかも丁寧にメッセージがありました。（当日、お話しさせて頂きます）

まことの瞑想（密教的に言うと観想）というものは、やはり「なりきる」であったり、「自覚」であったりします。私たちは観察意識ですが、本来は神仏としての愛意識ですから、この物理次元で具体的に神仏なるものを観察して知るには、自らが神仏そのものになりきることでしか知ることができません。

松尾芭蕉が、【高く心を悟りて、俗に帰す】と歌に詠んでいるように、広く大きな高い意識でもって物理次元を栄えさせていかなくてはならないのです。