昨日、東京から戻って、自宅に向かうタクシーの中でハッキリと言われたメッセージです。（以下）
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自分個人のことしか考えていないとき、個人だけの願いが叶いにくいのはなぜか？
これを地球に例えてみると分かりやすいが、もし地球がエゴを持っていて、「他の星たちなんかどうでもいいから、虚空からの宇宙エネルギーを全て自分によこせ！」と言ったらどうなる？全宇宙の星を創るだけの膨大なエネルギーが、小さな地球だけに集まってしまったなら、どうなる？地球は壊れてしまうぞ。

人間も同じだ。
虚空から湧き出す無限愛のいのちが、各自の内なる中心を通じて外側世界へ放出されて、あらゆる全現象が創られていくのだが、それは宇宙全てを創ってしまうほどの極大のエネルギーだということを忘れてはならない！そんな極大の愛を個人の願望だけに使うべく集約しようとしたなら、身体がやられてしまう。だから、身体は個人のところだけに無限愛（いのち）を留めようなどとはしないのだ。個人の外側にもいのちをスルーさせて、周囲全体へも拡大するよう振りまくのだ。

ごくまれに身体が強靭で、身体の声を無視して個人の願望だけを叶えようと奮闘する人がいて、そして叶い続ける人がいる。だが、いつか必ず身体はやられてしまい早死するのだ。いのち（宇宙エネルギー）を独り占めしようとしたからバチが当たったのでもない。個人だけの願いを持つことがいけないのでもない。ただ物理科学的に、極大のものを小さな部分にだけ集めることは危険なのだ。
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話は少し変わりますが、ドイツの詩人でエーリッヒ・ケストナー（１８９９～１９７４）という人がいます。とても深いことを述べておられ、書かせて頂きます。

理想を持つ者は、理想に到達しないように気をつけろ！
理想に到達すれば、自分に似るのではなくなり、他人に似ることになる。