（◆今日の内容は重要ですので、じっくり腑に落としていってください）
実に多くの「言語・思考」の【データ】が肉体細胞に入力されていることに、私たちはなかなか無意識でいる。思考・信念・言語が入力されて、コントロールされていることに気がついていない。よほどでなければ内なる観察などしないから、気づかない。そして、できごとが起こってからビックリしてあわてふためく。

何度も言いますが、【全ての言語】が「あなたの所有物」ではない。どんな言葉も、どんなセリフも、どんな質問の言葉も！これをどうかご理解下さい！先日のブログで書きましたが、外部から（空間から）あなたの肉体細胞の中へ流れてきた言語や思考を、ほとんどの人はアッという間に、「これは自分が思っている」とか、「自分が考えている」と確信するのです。その言葉データを気にかけて、自分のところにひっかけるのです。ガールハントならぬ「言語ハント」です。

そしてそのハントした言葉や思考がインパクトの強いものであればあるほど、「自分はこういう考えを持っている！やっぱり私は確実に今ここを生きている！」などと勘違いをするのです。あなたは生きていません！動いている肉体や、動いている思考や感覚を、今ここで【観ている側】（中心）であるということを忘れないで！！！頭にとっては理解しがたく、エゴにとってもこの事実を認めるのは怖いだろうけれど、それが「まこと」です。

先日、家族に関するご質問を数人の方々から頂きました。家族のメンバーに対して「こういう場合、どうすればいいのか？私はどう対処すればいいのか？」というご質問です。質問そのものが「言語・言葉」ですよね。そして、先ほど書きましたように、そういう言語（質問の言葉のられつ）が、その瞬間ご本人のところにも流れてきただけ。それを自分だけの質問だと信じ、それに癒着しただけ。手を出してしまっただけ。ハントして、質問言語の「枠ぐみ」の中にまんまと入り込んでしまっただけ。言語（質問の言葉のられつ）を自分のものだと信じたとたん、ご本人の意識が言語の【枠組み】（言語ボックス）にまんまと閉じ込められる。そして言葉どおりの現実が箱の中に３D化され、ご本人がそれを見る！！

「どう対処すればいいのか？」や、「どうやりくりすればいいのか？」という言葉の【枠組み】（ボックス）の中に閉じ込められていくと、そういう言葉を連発するような【できごと】が枠組みの中で３D展開されるのです。当のご本人が、「私が対処する！私がやりくりする！」と、宇宙に向かって宣言しているという、そのことに気付いて頂きたいのです！そして、「私が対処する！しなきゃ！」などという言語をなぜ連発するのかと言うと、「人生に対処し、現実をやりくりしなければ、この世を生きていけない！」という強い【信念思考】の言語が入力されているからです。

もし、無意識にでも、あなたが「お金をやりくりしなきゃ！」とか、「この人生（の問題）に対処しなきゃ！」と自ら思っているなら、そのように宣言しているわけですから、頑張ってやりくりしなきゃいけないような、対処し、対応しなきゃいけないような３D現実が用意されていくのです。他ならぬあなたが「そうしたい。そうしなきゃ！」と願ったのだから！思ったとおりになるとは、まさにこのことなのです。【無意識】だったから、「自分はそんなこと、願った覚えはない」と思うかもしれませんが、「気づき」を繊細にしていれば、意識的に内面観察をしていれば、自分が宣言していたのだと分かるはずです。

しかも、「こういう事態は【問題・トラブル】だ！」と信じていませんか？「問題」という言語、「トラブル」という言語を採用し、そういう【視点】で現状を見るから、ゆがんだ現実として感じられます。内面だけでなく、【中立な視点】での観察をして下さい。前もって何の判断もせずに現実を観ることです。先に「トラブル」という【視点】で見ないことです。家族がどうであれ、それを中立に観ることです。対処しなきゃいけないようなトラブルは宇宙には無いし、やりくりしなきゃいけないほど、エゴは賢くもないし万能ではありません。人生をやりくりするのはあなた（エゴ）ではなく、「宇宙の中心」だけです。

◆まとめ
１，中立な視点ではなく、「問題」「困ったトラブル」という視点で現状を見るクセ
２，そういう視点で見た現状に向かって、【自分個人が対処し、やりくりしなくてはいけない】と決めている

ですから、ご自分の【内なる思考の言葉】に気付いていて下さい！対処したがるクセや、解決しようと努力したがるクセに気づきましょう。そして口に出てくれたことに感謝です！気付くチャンスをもらえたわけだから。そして、自分の中から出てきた言葉に気付いたなら、もう二度とその言葉を飲み込まないで下さい。言葉は吐くためにあり、吐かれた言語ボックスは、あなたの内部から解除されたという証拠です。ただし、吐いた言葉にちゃんと気付いていない場合、言語ボックスはあなたの内部に残って、あなたはボックスの中に閉じ込められたままになり、あいかわらず「対処しなきゃ！」と思うような現実を何度も創り続けるでしょう。言語や思考を全部あなたの中から一掃して、完全に「空」の肉体ボディになった時、至福だけが残り、至福な現実だけを観るでしょう。
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今日と明日は福井の温泉に行ってきます。では、また明後日に！