今日はクリスマス・イブですが
キリストの誕生日は（本当は）２５日ではないので、変な気持ち(笑)

でも、一家団欒で、友人同士で、楽しくお祭りすればよいわけで、
どんな日でも「おまつり」「まつりかえ」にできてしまうのが、日本の素晴らしいところかもしれません。

まつる心（祀る心）（奉る心）、
ことほぐ心（寿ぐ心）

なんて至福な響きを放つ音でしょう！
響きこそ、真のコトダマです。

……………………….

禅の言葉に
「前後際断（ぜんごさいだん）」というものがあります。

臨済宗の
沢庵禅師の言葉です。

「過去を引きずらず、未来も切り離して、今（中今）に感謝しながら、
今ここを最善の時空間として創造せよ」という意味です。

私たちは、海（＝現実界）にもぐった潜水艦（＝カラダ）の潜望鏡（目線）を通じて、
「現実世界」を観察している創造意識です。

潜望鏡は、水面下（３次元）だけでなく、
海水面の上（＝４次元以上）を観ることもできます。

この観察する創造意識の「おおもと」が
空（くう）です。

初めに意ノリありき（＝初めに言葉ありき）だったからこそ、
空（くう）と呼ばれる何もない虚の世界から、全てが産み出されました。

何度も申し上げてきましたが、空（くう）の純粋な意図、純粋な意ノリ、
つまり「天意」が真っ先にあったから、現実世界の創造が起こったことを忘れないで下さい。

空（くう）の中に遍満しているアイ・エネルギーを、
物理的なエネルギーへと変換するには（＝具体化するには）、

弥栄への純粋な「意図の力」、
つまり、弥栄への純粋な「意ノリの力」が何よりも重要です。

ですから、もし、宇宙創造の絶対法則（絶対条件）である「意ノリの力」によるエネルギー・システムにおいて、
「意図の力」「意ノリの力」の方向性にズレが生じた場合は、

つまり、
「意ノリの力」を誤用した場合は、

現実創造のためのエネルギー・システムに
根本的な欠陥を生み出すことになります。

どういうことかと言いますと、
（以下がコアなポイントですが）

純粋な意ノリによって発生する「巨大な創造エネルギー」を、
個人的なエゴの意図（利益を得たい意図）のもとに使われるとき、

その巨大な創造エネルギーは、限定されたエネルギーに成り下がり、
「搾取（さくしゅ）」や「支配」の構造を世の中に創り出してしまうのです。

言い換えれば、自己破壊＆共倒れのエネルギーへ
変質してしまうのです。

「個人的な利益」を優先するゆがんだエゴの意図によって、
巨大な創造エネルギーは、搾取のエネルギーに変質しますが、

それが相当に増幅された結果、
もともとのエネルギー・システムは「暴発」してしまうのです。

巨大な創造エネルギーは、一転して、
破壊エネルギーへと転じるということです。

こうやって、素晴らしい文明が
何度も終焉を迎えてきました。

私たちはその破壊的な歴史から
本気で学ぶ必要があり、エネルギーシステムをモトに戻す必要がありますよね。

純粋な意図の力（意ノリの力）を中心にする生き方に
戻す時なのではないでしょうか。

数々の文明の崩壊が教えてくれることは、
万物万霊を創造し、育み続けるようなアイ・エネルギーを増やすには、

「何が」必要か
という課題です。

その答えは、根源的で純粋な
「意図の力」「意ノリの力」以外にはありえません。

「未来永劫、皆で共に栄えよう」
「そのために、（天と共に）喜んで何でもやります」などの意ノリの力です。

本来の純粋な意ノリの力のことを
真の霊力と言います。

それは「今」
発揮する力です。

今の今も、次の今も、さらに次の今になっても、
ずっとずっと「今」発揮する力です。

話は少し変わりますが、

１２月２１日に（私用で）沖縄に出向きましたが、
２３日の（戻りの）飛行機から見下ろした景色は感動的でした。

人類が産み出されるよりもずっと以前に、
地球という星を創り、太陽などを創り、日本という神国を創造した「偉大な叡智」を観じることができ、

あらためて
感動したのです。

空（くう）の意から発動した「光の神々」のお働きがあってこそ、
今ここの現実が美しく整っているのだということが、

はるか高い上空の観察ポイントからは、
すんなりと深く納得できました。

空（くう）が、そして、空（くう）の手足ともいえる真の神々が、
どんな思いで神国を創ったのか、どんな思いで神魂を創ったのか、

その心根に触れて、
あらためて魂が打ち震えるばかりでした。

私たちは、カラダの中に自分の意識を入れていますが、
このような高い上空の目線を、下界に暮らしていても決して忘れてはならないと思いました。

それは「上から目線」という優劣目線のことではなく、
高くて広い全体視野のことです。

常に根源的な空（くう）の目線でもって
下界（地上界）を観ることができれば、

主観的なエゴ目線や、上から目線からは自由になり、
変な感情に振り回されなくなります。深い氣づきが起こるようになります。

最も高い目線から意ノリをしているのが空（くう）です。
えこひいきなく、片寄りなく、「全てがますます栄えよ」と意ノリをしています。

低い目線、個人的な目線からは
「分離」しか経験できません。

高い全体的な目線からは
「合一」の歓びが経験しやすくなります。

合一の経験のためには、
「ただ、仲良くすればいいのだよ」「ただ、お互いを敬って、祝福すればいいのだよ」と、空（くう）は教えてくれています。

次回の更新予定は
１２月２７日（木）です。