コトダマ&世間のコトバ
宇宙創造主の「一音」からは、
色々な音響(音波)が派生していきましたが、
それを
「コトダマ」と言います。
※「一音」の意味を忘れた方は
先日のブログ「一音成仏」をご覧下さい。
ところが、この純粋な音響としてのコトダマを、
人間が「波動的に」変質低下させてしまうとき、
もともとの「意味」が
全く違う言語になってしまうのです。
3次元の現実界は、
そんな言語であふれかえっています。
もともとの宇宙には、
恐れ・不信・イライラ・不安・悲しみ・怒りというような意味のコトダマはありませんでした。
それなのに、創造主の一音(本来のコトダマ)を、
そのまま素直に翻訳をせず、
変な意味づけのコトバにしてしまった
そんなケースが数多くあります。
例えばですが、「恥じる」というコトダマは
世間的な意味では、自らを恥ずかしいと感じて、卑下するようなニュアンスがありますよね。
でも本来の「恥じる」は、
「創造主の心に耳を傾ける」という意味です。
「いつも恥じていきましょう」というコトダマの意味は、
「いつも創造主の心に耳を傾けましょう」なのです。
他にも
まだあります。
例えば「現役」というコトダマですが、
辞書とかでは「現在兵役に服していること」となっており、
世間的には
「お仕事などを通じて、社会に関わっている状態」のような意味あいです。
でも、本来のコトダマは
少し違っています。
そのことを
今から書いてまいります。
つい先日のことでしたが、
私の講座の途中で、参加者の方々に質問をさせて頂きました。
「皆様は
何歳まで現役を続けますか?」と。
80歳とか、100歳とか、200歳以上とか(笑)、
色々なお答えが出ましたが、
現役という言葉を
世間的な意味で考えていれば、まあ、そういう答えになるでしょう。
でも、本来のコトダマとしての「現役」は、
「役(役割)を現す」こととなります。
では、役とは何のことでしょう?
それは世間的なお仕事のことではありません。
私たちの本質は
一霊四魂ですので、
魂の役割を(常に)
現し続けることが、真の「現役」の意味です。
しかも魂は、創造主と同じく、
「未来永劫」という基準を持たされていますよね?
ですから、どこまでも永遠無限に、
魂としての役割を現し続けるわけです。カラダもそれに同意しています。
ですから、魂としての自覚がある方は、
「何歳まで現役をしますか?」と聞かれたなら、
「ずっと
永遠に」
という答えしか
ないのです。
創造主が意図したのは
「宇宙の発展繫栄」ですので、
「未来永劫」が
基準のはずです。
ところが、過去の神界においては、
その未来永劫の基準に関して、強烈に「異を唱える神々」が出現しました。
「未来永劫じゃなくても、有限という基準でいいのでは?」
という意見が主流となり、
有限の発展繫栄でいい、有限の役割実践でいい、
有限のカラダでいい、それが古い神界のスタンダードになりました。
そうすると、現実界も
その影響をまともに受けますから、
「有限」「限界」「制限」が
世間の一般常識となってしまったのです。
ですから、過去の私たちの「人生体験」は全て、
この「有限」が基準となっていたものばかりです。
「有限」の意識で生きていた
今までの私たちは、
「無限」の発展繫栄の流れ(アメノヤスノカワ)とは
共鳴が起きません。
栄える流れに沿うことができず、
人生を底上げしてくれる流れのサポートをもらえません。
ですから、仕方なく自力で
「狩り」や「刈り」をするしかなかったのです。
単独で頑張るしかなかったでしょうし、
そりゃあ生きることに疲れても、仕方がなかったことでしょうね。
そんな過去の「辛い記憶」が
細胞にストックされ続けているため、
今でもなお「生きることはしんどい」という
固定観念が脳裏をよぎるのです。
ですから、「今でも生きるのがしんどいのに、
ずっと未来永劫って、本当に疲れる気がする」と感じる方は、
その言葉は全て
「過去の記憶エネルギー」でしかないということに気づいて下さい。
有限の意識で生きていた時の
(過去の)ご自分のセリフです。
私たちは、過去においては
一度たりとも「未来永劫の基準」で生きてこなかったわけですが、
今世こそ、未来永劫を
人生の基準にして生きてみると、
そのほうがいかに楽チンなのかが
必ず分かるはずです。
未来永劫に生きることの楽しさ、
楽チンさ、軽やかさ、スムーズさ、心地よさが分かるはずです。
ですから、あなたが思い込んでいたことと、
実際は、まるっきり逆だったのですよ!
未来永劫のほうが
楽であり、
有限の意識で生きるほうが
辛く、苦しく、非常にしんどいのだということです。
もしあなたが、今もなお、
生きることが大変だとか、どこか疲れる感じがすると思うのであれば、
「未来永劫の基準で生きる!」
と決めていないからです。
話をコトダマに戻しますが、
純粋な音響(音波)であったコトダマが、
地上の社会においては、なぜ
変な意味づけの言葉に変換されてしまったのでしょう?
なぜ、アイではない言葉が
つくられてしまったのでしょう?
それは天から降りる音響を「翻訳する装置」が、
誤作動を起こしたからです。
「翻訳装置」は
どこにあるのかと言いますと、
なんと、
私たちの
「カラダ」なのです!
正確に言うなら、
私たちの「体感覚」が
そのまま「翻訳装置」になっているのです。
ですから、カラダが
「真のアイの感覚」で幸せに振動しているのなら、
宇宙のコトダマに対して
真の翻訳が行われます。
先ほど書いたように、「生きることは辛くてしんどい」というような
固定観念を持ったままの人であれば、翻訳装置は誤作動ばかりです。
だから、真のメッセージや
天意が分からないのです。
私の体験ではありますが、
講座などで話をしている最中には、
この上なくアイに打ち震えていますので、
翻訳装置がフル稼働しているのです。
でもカラダが、アイではない体感覚で振動している場合は、
誤作動を起こし、全く違う翻訳をし、違う意味づけをします。
チャネリングやリーディングをされる方は
ご注意下さい。
私たちは、どんなにアイに満ちた
「豊かな歓喜の波動」を天から授かっていても、
カラダの体感覚がアイではないなら、
アイの波動をうまく翻訳できず、
不足・欠乏・疑い・恐怖を表現するような
意味あいに翻訳してしまうのです。
しかも、それがそのまま
新たな「固定観念」になっていきます。
次回の更新予定は
7月28日(金)です。
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