カラダへの「徳」を積む

| すぴりちゅあるブログ

 

スピリチュアルな道の探求とは、
内面の進化(深化・神化)のことだと思いこみ、

 

 

主に内面の向上に関する修練だけを
やってきた方が多いのではないかと思います。もちろん、私もそうでした。

 

 

私自身も、カラダに対してのヒーリングもしますし、
プロの施術も受けることもありますし、スパやマッサージを受けてカラダを癒すこともやってきました。

 

 

でも、あくまでも「心地よさ」「よい波動」だけを
追い求めることに終始していたように感じます。

 

 

カラダに対して、
表面的な取り組みしかしてこなかった、そこは猛反省です。

 

 

カラダは、
生きるための便利な道具でしかないと思いこみ、

 

 

カラダを授かっていることがあまりにも当たり前すぎて、
つい私たちは感謝敬いほめたたえることも忘れがちになります。

 

 

健康であることが当たり前になってしまい、
時に故障(?)を起こすことがあれば、カラダを煩わしいものだと感じたり、

 

 

厄介なものだという感覚になることも
多々あったのではないでしょうか。

 

 

本格的に魂の存在として生きる決意をすると、
物理的なカラダに対して「徳」を積むことが、実は「魂の徳」になっていくのだと分かってきます。

 

 

魂とカラダは
陰陽一対。

 

 

魂だけが向上することはありえず、
カラダの可能性を目いっぱい開花させていくことが魂の向上になるのです。

 

 

天の意(=魂の意志)は
「カラダ」を通じて成されるものだからです。

 

カラダの可能性を開花させることができるのは
だけですから、

 

 

私たちの意識が魂からズレた場合
カラダの開花は不可能になります。

 

 

私たちの意識を魂からズレさせるには
「三つの要素」があり、古神道では「つみ・けがれ・まがごと」と呼んでいます。

 

 

つみ、それはこの世的な罪悪のことではありません。
カラダが内包している才能や能力を否定することや、制限をかけることを言います。

 

 

大いなる可能性(ポテンシャル)を
「つつみ隠す」ことが「つみ」です。これがカラダへの不徳なのです。

 

 

逆に、カラダを敬い、ほめたたえることは
カラダに対する徳を積むことであり、

 

 

カラダが自然に喜ぶような
動かし方や歩き方をすることも徳を積むことになります。

 

 

感情的な癒しだけを得意とする方も、
カラダに対しては「徳」を積んでないことが多く、そうなると魂の人ではなくなるのです。

 

 

本日の瞑想会は
「カラダへの徳を積む」に関して取り組む予定です。

 

 

来年から長期講座を受講する方にとっても
今夜の瞑想は大切なポイントとなります。

 

 

カラダへの不徳を消すだけでなく、
カラダへの徳を積むことが私たち魂の「志」と言えます。

 

 

魂とカラダは
アイを深めて高めていくための「両輪」です。

 

 

病気になることを恐れる人、コロナ感染をこわがる人、
痛みをこわがる人、こういう方々は

 

 

そうならないように防衛しようとして
カラダを固めてしまいますが、

 

 

これがカラダへの
不徳を積んでいることになります。

 

 

カラダを固めることが
どれほど「つみ」なことかを知って下さい。

 

 

色々な病の波動(=氣)、痛みの氣、
発熱の氣、だるい氣、

 

 

そういう特定の波動を「悪い氣」として認識し、
とにかく排除しようとする。

 

 

悪い氣」という分析をし、
取り除こうとする。

 

 

その根底には
「治った人」「癒し終えた人」になりたいという願望がある。

 

 

もう治った人、癒し終えた人になりたいのは
何故だと思いますか?

 

 

病気や痛みの「氣」を
無かったことにしたいからです。

 

 

病の氣、痛みの氣は「悪い氣」だから、
それは好きじゃないから、できるだけ「良い氣」「良い波動」ばかりを追い求めようとするわけです。

 

 

ところが、「良い氣」ばかりを追いかけていると
逆にカラダは「スカスカ」になっていくのです。

 

 

良い氣、良い波動を追い求めて
ようやく手にした瞬間だけは、「治った~!」「癒し終えた~!」というアドレナリンが出ます。

 

 

だから「スカスカ」になっていることには
なかなか気づかないのですが・・・。

 

 

社会的なパワーと成功も同じことです。
良い氣ばかりを求め、達成し、カラダの徳は減って「スカスカ」の状態になっていくばかり。

 

 

ですから、以下のような
イノリが必要になります。

 

 

治した!癒し終えた!成功した!
そういうアドレナリンを溶かさせて下さい」というイノリです。

 

 

その後、自分が嫌っていた「悪い氣」に対しても
以下のようにイノリをしましょう。

 

 

この痛みの氣、この病の氣、貧困・欠乏の氣を
活かして使わせて下さい」というイノリです。

 

 

さらに、「アイではなかった全ての歴史を
アイにまつり変えさせて下さい」というイノリも大事です。

 

 

ここで氣をつけて頂きたいことがあります。

 

 

今までイノリをしてきた方々が
「私はイノリをしている人だ。私っていい人だ。だから大丈夫」という認識を持ってしまうと、もうそこで慢心になってしまいます。

 

 

まだまだ祈りきれていないところが沢山だからこそ、
今後もイノリをしていくのだという誠実さを忘れないで下さい。

 

 

私たちが自分勝手に「悪い氣」だと分析したもの、
それをちゃんとカラダの中に統合して「活かして」いくようにするならば、

 

 

それがカラダに対して
「徳を積む」ことになります。

 

痛みの氣、病の氣、それもモトモトはアイだったし、
活躍するはずの波動だったし、

 

 

この痛みを活かさせて下さい
この病の氣を活かさせて下さい」と祈り、そのように実践していきましょう。

 

 

次回の更新予定は
12月13日(火)です。

 

 

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