「常識」という限界
さらに豊かになりたい、
さらに至福でありたい、
もっと元気になりたい、
誰もがそう思い、
そのように口にされます。
これらのイノリは、一見すると
非常にポジティブな意志のように思えますが、
実は「方向性」が漠然としていて、
明確さに欠けているのです。お気づきだったでしょうか。
「豊かになりたい」って言うけれど、
豊かさって具体的にはどういうことですか?
「元気になりたい」って言うけれど、
その元気さを何に使うつもりでしょうか?
まさか、誰かを憎むために使う?
人生をグズグズすることに使う?
ブレーキを踏むことに使う?
あれこれと迷ったり、疑うことに使う?
常識にとどまることに使う?
「ああだ、こうだ」と分析することに使う?
宇宙がそれを
望んでいるとでも?
そして、「もっと自信(自愛)を持ちたい」って言うけれど、
何に対する(何に関する)自信ですか?
まさか、相手と戦って
勝つための自信ですか?
プライドを守るための
自信ですか?
「全体繫栄のために貢献する」って言うけれど、
具体的には「何を通じて」「どのように」全体へと貢献するつもりですか?
ほとんどの人が、自らの意志(目標)について
「方向性」が非常にあいまいです。
人生に展開していきたい「具体的な目的」が明確でなく、
確固とした方向性がないため、
天がサポートできず、
天のエネルギーが使えません。
魂の存在として自由自在に生きるより
常識人として生きるほうを優先する限り、
天からのラッキー・メッセージをキャッチするための
「感覚センサー」は狂っていくばかりです。
そして、皆様が
魂としての「明確な目的」を定めたくても、
「常識」「限界」の中に閉じ込められている限りは
目的を定めることが不可能です。
社会的な常識や限界の意識には、
大きく分けて三種類あります。
お金、時間、人間関係(立場)
という三種類です。
お金が足りないという意識の中では、
時間がナイという意識の中では、
そして、周囲(家族など)が喜んで応援してくれないという意識の中では、
ショボい目的しか考えられませんよね。
もし、皆様がウンザリするほどのお金があり、
ウンザリするほどの時間があり、
家族を含む全ての知人が
「あなたの目的」を喜んで応援する存在ばかりだったなら?
さあ、このような恵まれた状態(限界突破の次元)のなかで
あなたは具体的にどう生きていたいですか?
具体的にどのように
他者や自然界のお役に立ちたいですか?
限界突破した次元において
あなたは世の中に対して具体的に「どのように」貢献しますか?
※今週の「オンライン瞑想会」に参加される方は
(できるならば)瞑想会の開始時間までに、具体的な目的を明確にしておいて下さい。
人生の目的が明確でないと、
そして、天意に沿った目的(お役に立つ喜び)でないと、
天地の応援は届きませんし、
「神界の中心」につながることも困難です。
最新・最高・最善の「神界の中心」につながることが可能になるのは、
私たちの究極の目的が明確になった時です。
ただし、天意からズレたエゴイスティックな目的を持ったまま、
「神界の中心」に無理やりつながるならば、
アイのエネルギーの反動がきつくなり、
自らのカラダがダメージを受けます。
想定外の何かが一つでも起きれば
何の役にも立たなくなる一般常識、吹けば飛ぶような「一般常識」、
そんな怪しげなものに対して
「これが安心で正しい」と信じている感覚センサー、実にやっかいです。
宇宙の大いなる発展の流れに乗れない方々の特徴は
「自分はこれでいいのだ」「これが普通の幸せだ」と思い込んでいることにあります。
宇宙の流れは
「常識」を
超えています!
だから、常識を超えたところを「心地良い」と感じるような
本来の感覚センサーを
私たちは一刻も早く
取り戻す必要があります。
常識を超えたところにこそ、
想像を絶するような「真の安心・真の自由」の次元(新・神界)があります。
それは決して今の生活を否定することではなく、
それをジャンピングボードにして、そこから脱皮した次元なのです。
常識の生活に居るときの安心とは
まるっきり雲泥の差の「大安心」「大歓喜」の次元です。
そこに至って初めて
「天地のサポート」を100%活用できます。
世間的な「これで幸せだから感謝」という感覚、
世間的な「こうやって生きていると安心で満足」という感覚、
そのような偽の安心・幸福を感じるようなセンサーのことを
限界の「壁」と申します。
次回の更新予定は
11月12日(金)です。
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