現実化・物質化の前には
必ず光エネルギーが存在していなくてはなりません。

「虚空」「空」とは、
色々な物質化が起こる以前の空白スペースのことです。

「空」は、実際、ものすごい光エネルギーで
ギュウギュウに満たされたスペースですが、

物質ではありませんから
永遠無限に壊れることがありません。

この光だらけの「空」に
目的（方向性）（意志）を与えますと、

一触即発、すぐに光が動き出し、
バイブレーションが生じていき、物質化するのです。

このような「空」が持つ能力を、
私たちの「魂」も

寸分たがわず
頂いているのです。

ただし、宇宙根本の「空」の
目的・方向性は「永遠無限の弥栄」であったにもかかわらず、

そこから徐々にズレていった魂が
今は相当に増えてしまったのです。

ズレてしまった迷える子羊、
それが自我です。

永遠無限の創造の中心（＝空）から
大きくズレてしまったために、永遠無限の力は失われてしまい、

寿命も必ず尽きることになりました。

創造するモノゴトにも
限界と制限がつきまとうことになったのです。

永遠無限に繫栄することができなくなり、
どこかで頭打ちになってしまうのです。

先ほど書きました寿命の「寿」ですが、
「ことぶき」とも読み、

「コト吹き」のことです。

「コト吹き」とは、
色々な「コト」を内側から創り出すという意味です。

自我と神魂の
大きな違いは何でしょうか？

まず、バイブレーションが違います。
太陽の輝きのような澄み切ったバイブレーション、それが神魂の波動です。

自我のバイブレーションは
元気がなく陰鬱で不安げな波動。ストレートではなく、グジグジした波動。

あるいは緊張し、
張りつめた硬いバイブレーション。

神魂は
「全て・永遠無限」を創造できますが、

自我は
「一部分・制限」しか創造できないのです。

発展繫栄することに関しても、

神魂は「全員で共に」が目的ですが、自我は決して「全員ではない」のです。

………………….

もう充分に分かりきっておられる
とは思いますが、

あらためて、創造主である「空」に関して、
少しだけ申し添えます。

私たちは
バイブレーションとしての存在ですが、

その中心には「空」という
ゼロ・スペースがあり、

その「空」が
一体どういうものなのかを

私は長期に渡って
探求して参りました。

その結果、「空」は
宇宙全ての創造主であるだけでなく、

私たちの「魂」でもある
ということが分かりました。

つまり、私たちは皆
「空」の子供だからです。

まさに「空」のコピーなのです。

父と子と聖霊、それは
「空」と「魂」と「聖バイブレーション」という意味です。

したがって、
私たちの魂の親である「空」の意志は

他ならぬ
私たち自身の意志でもあり、

その意志の中心になっているのが
「永遠無限の弥栄」なのです。