一枚の布を例えにしますと、
見えるほうが「表地」、見えないほうが「裏地」です。

私たちもこの布と同じで、
見えない裏地を持っています。

私たちにとっての裏地とは何かといいますと、
見えないバイブレーションのことです。

日常における毎瞬の見えないバイブレーション、
その「小さな積み重ね」がいかに大事かということですが、

普段から
どのような雰囲気で生きているのか、

普段どんなバイブレーションで
他者と関わっているのか、

それら全ての瞬間における私たちのバイブレーションは
着々と裏地になっていき、表地を織り上げていきます。

毎瞬毎瞬の「小さな積み重ね」から創られる布は、
日を追うごとに大きくなり、

素晴らしく磨き上げられていき、
いわゆる「天女の羽衣」「神の衣服」になっていくのです。

古事記には、
羽衣を織るアメノハタオリメ（天の服飾女）という記述が出てきます。
（神界の秘密のひとつを公開させて頂いた次第です）

あなたの羽衣は
素晴らしく磨き上げられていますか？

弥栄のイノリだけで終わるのではなく、
本来の純粋なバイブレーションを繰り返し身につけ、

それを感じて広げていくことは、
羽衣づくりなのです。

この羽衣が無ければ、
神界の周波数ゾーンには住めないのです。

神魂の本来のバイブレーション、
それは繰り返してお伝えしてきましたが、

爽やかで、スッキリしていて、
のびのびしていて、イキイキしている、最高にアッパレな波動のことです。

「宇宙の根本波動」である
清明な素音のことです。

目に見えるものや、現象（表地）ばかりを
何とかしようとする人が多いのですが、

裏地のバイブレーションが先！！

アッパレで爽やかな
バイブレーションを、

四方八方へ無限に自由に広げながら、
今ここを喜んで過ごす・・・・、

そんな状態を、いつでも、どこでも、
どんな瞬間でも「やめない」ことが

神魂（宇宙創造主）としての
仕事（志事）です。

この自然な心地良いバイブレーションを
感じることができないのは、

神魂のセンサーが
機能していないからですが、

ご本人が神魂であるという
明確な自覚（＝覚醒）が薄いなら、

魂のセンサーはあまり機能しません。

神魂としての生き方を
選択しない方々や、

弥栄の創造主としての
明確な自覚を取り戻そうとしない方々は、

今までどおり「自我の生き方」と
「自我のバイブレーション」を繰り返すだけです。

そして愛に背を向けた自我にとっては、
最大の武器が「ジャッジ・センサー」です。

これは防御反応のセンサーですが、
いつも無意識に大脳を使って、

何に対しても有利か有害かを
スキャンし続けています。

これでは常に臨戦態勢の状態であり、
戦闘モードであり、

緊張が溶けることはありません。
興奮しっぱなしなので、

アドレナリン中毒になっていきます。

神魂のバイブレーションの
自然な心地良さや至福が全く感じられなくなります。

そして、神魂のセンサーを
ますます機能不全にするだけなのです。

神魂のセンサーが鈍っていますと、
どんなに恵まれた環境や状態にあっても、

全く幸せだとは思えず、
感謝の心も湧きません。

感謝したくてもできないわけです。
本当の愛や喜びが分からないからです。

口では「感謝しています」
と言っている人でも、

心底からギュ～っと湧き上がるほどの
感謝ではないのです。

本当にありがたいなあと
心底から感じられていません。

感謝はコトバではなく、
バイブレーションだから、

神魂のセンサーが機能不全ですと
うまく感じられないのです。

その代わり、激しい興奮の波動を
「これが喜びだ！」と脳は勘違いしています。

ジャッジ・センサーのせいで
脳も狂っていくのです。

だから、神魂として生きることを
「そんな生き方、面白くも何ともない」とか

「なんだか窮屈そうだし、面倒でイヤだなあ」とジャッジし、
そのように決めつけてしまうのです。