昔の五木寛之さんは
「迷ったら（分からなくなったら）、やめる」という生き方だったそうですが、

今は「迷ったときは、やる」
に変更したそうです。

でも、この二極思考ですと、
「自分は本当はこうしたい」という本音が（逆に）湧き上がらなくなる。

そもそも、
迷うのは何故だと思いますか？

このことに気が付けば、
話は早いです。

ハッキリ言いますと、
迷う時には、その根っこに必ず「怖れ」があります。

ですから
「人生で何をしたいのか」が分からない人や、迷う人は、

怖れ（プログラム）を
いっぱい所有しているということです。

怖れの寄せ集め、
それが個人自我です。

ですから、怖れを解体すると、
その奥から真のあなた（虚空の間）が出てくる。怖れを外せば、何もかも分かるし、見えてくる。

これらは
実体験から分かったことです。

あなたの中に、
以下のような怖れはありませんか？

「嫌われる」ことへの怖れ
「嫌う」ことへの怖れ、

「しつこい情」「執着」への恐れ、

「拒絶する」ことへの怖れ
「拒絶される」ことへの怖れ

「間違う」ことへの怖れ、
「みっともなさ」「醜態」への怖れ、

「決めたこと」を「途中変更」することへの怖れ、
「途中変更される」ことへの怖れ

「迷惑をかける」ことへの怖れ
「かけられる」ことへの怖れ

「情報・叡智」を沢山持っている人への怖れ、
「無知」「無学」への恐れ

「崇高・神聖」への畏怖（おそれ）、
「低俗」への怖れ

「上」「創造主」への畏怖（おそれ）、

「高慢・傲慢」への恐れ
「卑下される」ことへの怖れ

主なものは
そんなところでしょうか。

最大の盲点は
「おそれ知らずの自分になること」への恐怖です。

色々な怖れエネルギーを手放すと
当然ながら「おそれ知らずの自分になる」、

でも、

それはイコール
「傲慢な自分になること」とプログラムされていませんか？

おそれが何もナイことと、
傲慢になることとは、何の関係もありませんし、別のことですが、同じことだとインプットされています。

だから、怖れを手放してしまうと、
自分は傲慢になる、だから手放すのはマズイと思ってしまうのです。

でも、これこそ
完全に洗脳です。

むしろ、「傲慢になること」への恐れを手放すことで、
その怖れエネルギーは

傲慢のままでいるんじゃなくて、
喜びの愛に変容します。怖れを握りしめずに手放すと、愛へ変わる。

これが「真の錬金術」なのです。

そして生きることが
ただただ嬉しくてたまらなくなる。

あなたが手放した怖れは全て、
（天意によって）おのずと変容進化するように出来ています。

ただ、手放せばいいのです。
ご心配なく！

むしろ、大変なのは
怖れを手放すことではなく、

怖れの質を
「見透かす・見抜く」
ことのほうです。

～明日に続きます～