パラダイム・シフト
物理学者たちが、
現代科学の全てを駆使して「究極の物質」を探したところ、
「絶対的」な宇宙の構成要素など
存在しないことが分かったのです。
「いや、そんなことはない。
光、素粒子という要素がある」
と主張する人も
おられるでしょうが、
その光や素粒子を
調和させて動かしているものこそ、「絶対的」といえるのです。
その絶対的な要素が
何かというと、
全てを束ねている唯一無二の
【意識】に行きつくのです。
イギリスのジェームス・ジーンズ氏
(物理学者・天文学者・数学者)も述べています、
「世界を
構成するものは、
あなたの
真の意識だ」と。
ただし、この純粋な『真の意識』には、
その「中身」として
沢山の「古いパラダイム」(概念・観念・信念)が
入り混じっており、
『真の意識』を使おうとするご本人の
感覚・感性を片寄った方向へと枠づけてしまい、
すごく自由であるはずの
ご本人の言動を、抑圧し制限するものになっています。
かつての私自身が
旧パラダイムに毒された意識であったように、
皆さまの意識も
そうなっていないでしょうか?
真っ白な意識が
本当に自分だと、心底から腑に落ちて実感するまでは
私も、苦しんで苦しんで、
のたうちまわった日々があったわけですが、そのおかげで
旧パラダイムからの
「抜け方」が分かってきたのです。
一番早いのは、
観察意識として完全に覚醒しきってしまうことですが、
なかなかそこまで行かない方が
旧パラダイム(概念・観念・信念)から抜けるには、
まずはご自身が旧パラダイムを持っていることに
気付くことから始まります。
気付かないと、
古いものを削除できません。
だからニュートラルな
「内なる耳」が必要になります。
古いパラダイムから出るための
色々な方法のほとんどは、大学でも教えられてはいなかったし、
医療や学術の分野にも
入っていませんでした。
それは、科学や医学をはるかに超える
神秘領域にて成されるものだからです。
私たちが
属している現実界の全分野において、
旧パラダイム(概念・観念・信念の集合)というものが、
いまだに強い影響力を持っています。
その影響力は
時としてバイオレンスにもなるほどです。
スピリチュアルの分野でも同じで、
あいかわらず古いパラダイムというものが存在し、
それは以下のような
「ものの感じ方」を皆様に強く押し付けているはずです。
例えば・・・
どうしようもない孤立感、避けがたい災難・運命、
冷酷非情さ、闘争社会、
分断、無力感、埋めがたいギャップなどです。
これらの旧パラダイムを持っていると、
物理的な「因果」、つまり
「こうすれば必ずそうなる」
「ああなるには、そうすればいい」というような
因果関係の探求へと
皆様を駆り立てます。このような因果関係の探求の典型的な例が「引き寄せ術」です。
そして、豊かに
繁栄するためには
『苦役』をもってのみ
可能だ、と考えるのです。
このような
旧パラダイムの考え方においては、
自他との一体感、
体験の深い共有、共通の基盤、私たちを含めた偉大なものの存在、
といったような
感覚を持つことができません。
全てが緊密に結びついている
という考えが無いため、
他の人々や大自然と
「相互関連」しているという感覚を持つことができません。
「自分は、全ての一部である」とか、
「他のものも、自分の一部」という考えを欠いているのです。
でも、それとは対象的に、
それらを超えた
「ニュー・パラダイム」が復活しつつあります。
今まさに私たちは、
大規模な変化の渦中にあり、
これは「パラダイム・シフト」と呼ばれ、
私たちの意識構造を根こそぎ変容させてしまうものとなります。
気付いていようが
いまいが、
そして
好むと好まざるとに関わらず、
私たち全員が
その「パラダイム・シフト」の真っ只中にいます。
今の私が、
全体・全員・皆様に
心から切望することは、
各自の「意識の中身」を
いったん真っ白に(自由に)して頂きたいということです。
だって、「意識の中身」が
自我だからです。
堅い結び目になって、
雑音を放っているからです。
もし、皆様の意識が
「旧パラダイム」なら、
誰から何を学ぼうが、
いかなるセッションを受けようが、単なる「情報の“かき集め”」で終わってしまいます。
あるいは、せいぜい頭だけが
情報に興奮して、自己満足するだけです。
※明日は「新しいパラダイム」に関してです。
なるべくシンプルに短めに仕上げます。
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