暴力には色々あり、肉体への暴力、
感情を抑圧したり、暴発させようとする暴力、

モノゴトへの意欲を
抑圧する暴力、

そして自己変容・霊的進化を
（無意識に）させまいとする、スピ面での「見えない暴力」です。

（普通であれば）自我が肥大化して
生育しきったあと、人は必ず物足りなくなり、何か大事なことを忘れていることに気がつく。

それが霊的本質（神的な資質）を
「開花させること」だ、と気付く人は少ないし、

全身全霊（命がけ）で
取り組む人はもっと少ない。

なにしろ、
孤高の道だから・・・。

世俗のコトを優先するだけか、あるいは
世俗のコトを解決してクリアしてから「少しだけ学んでみようか」という程度の【おけいこゴト】にしてしまっている。

霊的なものの中に
「世俗」が
含まれるのであって、
その逆はない。

だから、「世俗」を理由に
霊的な進化変容をごまかしているなら、魂は必ず悲鳴をあげる。ひからびて飢える。

実際の砂漠に置かれるより
もっとハードな灼熱地獄の砂漠となる。

霊的な潤い（豊穣）への
「魂の飢え」の状態は

色々なカタチで、
物理次元・世俗のコトに必ずあらわれる！！

それのみでなく、
肉体的にも、感情的にも、精神的にも、ハート的にも

飢え・枯渇
の状態が総合的に全面的に出てくる。

だから、外側現象や
世俗のコトに問題の原因を探そうが、

そこに何とかして
取り組もうが、

何も
効果はない！

内側の
霊的進化の度合いが問題だから・・・。

普通であれば、自ずとスクスク
上に伸びようとする「今」というゼロ点から、

多くの人は
（上に伸びようとせずに）「まあまあ幸せだし、このくらいで満足」と

慢心する！

「上」から「それは慢心なのだ」と言われ、
納得でした。

その慢心によって、人は
（上に伸びようではなく）水平な横軸のほうに「意識の時間」を作ってしまい、

その遠い道のりを
「横ばい」して歩む。

自らの自然な「進化プログラム」を捻じ曲げ、
天地に同調せず、何でも「我流」で生き抜こうとすること、

まさにそれこそが
最大の「霊的バイオレンス」です。

霊的バイオレンスには
種類がいっぱいあります。

自然に上へと押し上げてくれる
「天地のサポート」には信頼を置かず、

今の自分を「我の力＆念力で」
何とかして「変化・進化させようとする態度」も霊的バイオレンスです。

そして、自分が
「良かれ」と思う方向へ

何かを「好転させようとする態度」も
同じくバイオレンスです。

さらに（一見、逆のように思えますが）、
今の自分自身を「変化・進化させまいとする態度」も、これまたバイオレンスなのです。

宇宙には
バイオレンスはありませんから、

個人的な人生シナリオ（人生脚本）の通りに
コトを運ぼうとすることは、

自然な進化の流れから
ズレさせるバイオレンスです。

虚空がもたらす中立な
進化パワーを抑制することになります。

自分自身への強制（バイオレンス）が全く無いときに、
人は必ず進化変容したくなるのが普通であり、未知の体験をやってみたくなるものです。

ますます新しいこと・分かっていないことを
学びたくなるものです。

自分自身に対して、
霊的学びへの何のアクションも起こさせないのは、

自分の霊的本質への
最大の冒涜です。

だから、魂が死んだような
不活発さに陥るのです。だから、意識は眠り「不覚」に陥ってしまうのです。

霊的な本質に関して、
これ以上の未知なる神秘を学ぶことへの「やる気の無さ」、まさにそれは「魂へのバイオレンス」ですが、

肉体や感情や精神への虐待よりも
ずっと致命的なバイオレンスといえます。

魂がうるおわなくなり
（豊穣ではなくなり）

皆さまの内的な「変容の種子」は
枯れてしまうのです。

バイオレンスが
全く無い状態でしか、
進化変容への
「自然な意欲」は
燃え上がらない。

未知への意欲を枯らすことなく、
その上で

「たとえ」外側と表面的には
何も変わっていないように見える場合でも、「それでも全くOKだ！」という態度に変えるなら、

そのとき皆さまは
操作・支配・コントロールを手放したことになります。

すると内なるバイオレンスが消え、
変容の種がおのずと芽吹き始めます。

砂漠からでも！

「自分の手で」何かを起こそうとか、
「自力で」何とか向上しようとしても、それは強すぎる「我流」のバイオレンスになるだけです。

天地や神々と
同調し、共鳴し、
共振することでのみ、
進化変容の波に乗れます。

だから神々との
「魂の結び」が
大切なのです。＝結魂

これは世間の学校では
教えてくれないし、

宗教団体になれば
もっとゴマカシが横行する。

霊的なシフトの
波に乗るには、

最初は必ず
普遍的な真実をちゃんと学んで知る必要があります。

それが理解できて、
腑に落ちたなら、必ずご本人の態度と体験に現れているはずです。

ますます学び、
さらに伸びていこうとするものです。