自ら「ヒーラー&セラピスト」

| すぴりちゅあるブログ

 

公開セミナーのようなブログとしては、
今日で一区切りです。(過去最高の長さになりました)

 

常々思っていたことですが、
誰かに依存する時代は終わりですから、

 

めいめいが虚空から頂いている
無限の「いのち火」を循環させるよう、自己責任を持つことが大切なのではないかと思います。

 

その上で、他者からの支え調整が必要な場合には、
時折、ヒーラー、セラピスト、ドクターの力を借りてもいいと思います。

 

いずれにしても、皆、
大いなる愛の観察意識としての覚醒(自覚)は必須です。

 

各自の中にある数々の
観念・信念」「思考の結び目」に気付くためのセラピーは、

 

15年前にも
なかなかよい技法(たとえば、テイクオーバー)が確立されていましたが、

 

あくまでも意識覚醒したセラピストしか
クライアントに提供できない繊細なものでした。→実に当たり前ですが。

 

なので、徐々に
衰退してしまったのです。

 

ちゃんと全一愛の観察意識を使えるような
覚醒したセラピストがほとんどいなかったせいでもあります。

 

でも、今、私が感じるのは、
もう「不覚」それ自体が終わりを迎える時代であるし、

 

覚醒した特定の誰かに
頼りっぱなしになるのではなく、


皆、各自で目覚めて
自らが自らの「セラピストヒーラー」になる時代だと感じています。

 

そういう意味では、
セラピストやヒーラーやドクターが、カタチでの

 

古い「ヒエラルキー」に
あぐらをかいている場合ではなくなっています。

 

テイクオーバー」というセラピー技法も、
おそらく皆様にとっては、ガッカリするほど「単純な内容」に思えるでしょう。

 

内容と形式が単純なのは、全一愛の意識だけが最重要であることと、
技法はシンプルで構わないことを意味します。

 

全一愛の観察意識になることは、
他のどんな技法よりも、観念・信念・感情にずっと早くアクセスでき、気付きも深いからです。

……………………………….

テイクオーバー
「自己セラピー」として行う方法は、明日に述べることにして、

 

先に、「セラピスト」と「クライアント」
という関係における
テイクオーバーでは、一体どんなことが為されるのかを書きます。

 

まずは全一愛の意識になった「二人」のセラピストが
「一人」のクライアントに向き合います。

 

皆さまもクライアントになったつもりでどうぞ

 

クライアントは、自己防衛をゆるめ、
繊細な「傷つきやすさ」をフルオープンにします。

 

クライアントは、自ら「辛い感情」にも
ちゃんと気付こうとする姿勢を保つよう覚悟します。

 

大いなる「受容性」をもって、
何が起ころうと、それを受け取ることを選び、辛い感情が出てくるとしても、

 

自分の全てを理解するためには
それが必要だと自らの意志で覚悟するのです。

 

そこには、セラピストによる「あなたに良かれと思って
という暴力(!)はありません。

 

そこにあるのは、
クライアントが自らの事実に直面しようとする情熱、自発的で真摯なコミットだけです。

 

人生の日常において、私たちの中で
感情的」になる体験が呼び起こされる時、

 

その体験を「コントロール」しようとする習慣も
「同時に」呼び起こされます。

 

たとえば悲しみには、しばしば
顔をおおう、横隔膜、胸、のど、目などの筋肉を固くする、首がうなだれる、前に縮こまる、などの行動が伴います。

 

これらの反射行動(反応)は、
感情的な体験を「コントロール」しようとするためです。

 

できるだけ内側に押しとどめ、
あまりにも大きかった過去の感情的な傷を、最小限にしようとします。

 

時には、完全に避けたり、逃げたり、
笑ってごまかしたり、「とぼける」ことをします。


テイクオーバーの技法では、

このような「コントロール」の習慣を無理に打ち破ろうとはせず、

 

それどころか
】のことを
するのです。

 

つまり、自然に出てくる全てのコントロールの行動を
サポートし、積極的に応援するのです。

 

もし、クライアントが
肩を緊張させたり、顔を手でおおったりするなら、

 

セラピストは
自分の手を使って、その行動を援助します。

 


これが
テイクオーバーの基本的な意味です。

 

テイクオーバー
全一愛コトタマの「言葉」で出すこともできます。

 

私はこちらのほうが
特に大事だと思っています。

 

それは
次のようになります。

 

二人のセラピストのうちの一人が
あなたの感情は、そのままでいいよ」とクライアントに伝えます。

 

するとクライアントの内側には
ダメ、それはダメ
ダメ、そんな感情を感じてはダメ」という内なる「コントロール」のが上がってきます。

 

そこで、この内なるコントロール
テイクオーバーするわけですが、

 


もう一人のセラピストが

クライアントの代わりとしてダメ、それはダメ」とに出していくのです。

 

「ダメ、それはダメ」
と口にするセラピスト側にとって、

 

全一愛のでなければ
テイクオーバーは成されません。

 

「ダメ、それはダメ」を、
応援の周波数
口にする必要が
あるのです。

 

応援の周波数、
サポートの周波数、
それは・・・

 

『自分の感情を出さないようコントロールしているなら、私はそれを喜んで援助します』とか、
『あなたが自分をコントロールする必要があるなら、私はそれを全面的にサポートしますよ』というような気持ちのことです。

 

そのような
応援の気持ちで、

「その感情はダメ」
と口にするのです。

 

これは一見、
矛盾しているように見えますよね!

 

クライアントは日常で常に、
自分の感情体験コントロールし、それを引っ込めて小さくするクセがあります。

 

そのコントロールの声を
セラピストが「応援」してサポートすると、

 

なぜかその人の「自我の感情雑音」は小さくなり、
逆に感受性は増して、

 

その感情の体験からは深い気付きが起こり、
止まっていた人生が前へ動き出すのです。テイクオーバーからは実際にこのようなことが起こります。

 

感情はそのままでいい」と言う一人のセラピスト、
もう一人の「ダメ、それはダメ」と言うセラピスト、

 

この二人のセラピストが

 

それぞれの言葉を
交互に口に出して(2~3回)テイクオーバーします。

 

クライアントの
内側におこる対立・葛藤を、
二人のセラピストによって

 

外側
代行表現
するのです。

 

いつもは無意識に「自分の内部」で起こっている「葛藤の対話」を、
全一愛の他者に言ってもらうことで、

 

今までとは全く違った
新しい反応が現れてくるのです。

 

※どんな反応かは、
ここでは答えを言わずにおきます。

 

このセラピーの現場では、
2名のセラピストと1名のクライアントが参加しなくてはなりません。

 

これをご自分お一人
総合的に行うことができますが、そこは明日お伝えします。

 

直観的に
おおよその想像がつくのではないでしょうか(笑)

 

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