願望実現や成功（＝繁栄の創造）をしようとする時、まずご本人の純粋な喜び１００％の「意志」が発動し、「光」がスパークされて、高速で流動を開始します。ご本人の「意志」が１００％であることが大事で、これが純粋な喜びとなるのです。
その「光」が速度を落として「地」の中に凝縮されていくのですが、このときの「地」とは、私たちの「肉体細胞」（全身）に相当します。

「肉体細胞」に凝縮された「光」の種子は、「宇宙の叡智」（物理的繁栄の秩序・法則）のもとに、肉体の外側の「現実界」へスムーズに発芽し始め、無限に「繁栄する展開」を見せてくれるようになります。
この「繁栄する展開」のためのステージとして、「時間・空間」が自動的に造られるわけです。

もうひとつ気をつけたいことは、自分の「意志」である「光」は、必ず自分の「地」の中へ１００％の喜びで受け入れをしなければ、着実に「地」に降りることにはなりません。ご本人の「肉体細胞」（全身）が「光」の受け入れを少しでも拒否すれば、繁栄創造が展開できなくなるのです。
その純粋な「意志」を心から喜んで受け取って、その「繁栄する展開」を心から楽しみ、「繁栄の結果」を喜んで味わう「意志」があるのかどうかが「地」に問われます。

このとき「地」のほうに【自己への尊厳・敬意】が欠けていると、迷いやためらいが生じて、「天」からスパークした「光」を「地」に受け取ることができません。
肉体を持つ身（＝地）が、最高に【自己への尊厳・敬意】を持てるのは、「天」の「意志」を受け取るのにふさわしい存在だと分かっている時だけなのですから。

ただひたすら自分が食べていくためだけの事をするような、怠惰でつまらない人生を送るだけでよいのでしょうか？あるいは、それよりは多少マシな願望を持ち、自分の衣食住だけが繁栄するだけでよいのでしょうか？自分の内側だけが満たされれば、それだけでよいのでしょうか？
「天」から頂いている「いのちの【ひ】」（＝光）を個人のものだけに使っていて、果たして真の【自己への尊厳・敬意】を感じることができるでしょうか？

もうウスウス分かっていらっしゃるでしょうが、「地」が真の【自己への尊厳・敬意】を持てるのは、「天」の「意志」を喜んで受理し、それを勇猛果敢に実行して育む「意志」がある時だけです。

私たちは、自分の持てる才能や能力を、充分に表現し発揮できるときに最も至福を感じるようにできていますが、その才能や能力はやはり「天」から与えられるもので、「天」の「意志」に沿っていく「意志」が「地」にある場合のみ、十二分にもたらされるのです。
ビジネスの才能、お金を循環させる能力、それらがますます繁栄の形をとるには、個人である「地」の「意志」が「天」に沿うときだけです。

「全部が繁栄あれ！」「全て繁栄しなさい！」という「天」の「意」を超える「意志」はなく、これを超える「秩序・法則」もなく、全体繁栄の創造という「意志」をあなた個人の【主軸】とするなら、あなたの全身が奥深いところまで最大最高の至福で満たされ、「今ここ」の地上に生きる尊厳を堂々と持てるようになるのです。

たったひとつの大いなる「天」から、沢山の部分的「天」の「意志」が生まれ、それぞれに応じた沢山の「地」が生まれました。（これが個人としての存在です）
もともと、部分的「天」が速度を落として「地」という極みになっただけで、「天」「地」は「同一の質」を持っています。「天」「地」の意志が同じであるから、つまり双方が「両思い」であるから、その間に「愛の磁場」が生まれ、「天」「地」融合して繁栄創造（＝子生み）が成されるのです。