「概念」による暗示
通常の睡眠、つまり眠りは、肉体(第一身体)にて起こります。
それは一日の勤務、仕事、緊張で消耗した肉体のくつろぎです。
そして、「催眠」による眠りが起こるのは
第二身体(感情体)においてです。
いかなる病気にかかるときでも、
その75%は第二身体に生じてから肉体に及びます。
第二身体は非常に暗示にかかりやすいため、新人の医学生は、
いつも自分が勉強している病気にかかったり、その症状が出やすくなるようです。
今までは全く無かったような「概念」が、
ご本人の感情体(第二身体)へと伝搬され、書き込みされてしまうのです。
たとえば、医学生が「痛み」について議論しているとすると、知らず知らずに皆が自己の内側に入っていき、
「私には痛みがないだろうか?こうした症状はないだろうか?」と、無意識に考え始めます。
医学生が自己の内側に入っていき、痛みという考えにフォーカスすると、
すぐに暗示となって第二身体に受け取られ、実際上の痛みとして投影され、生み出されます。
出産の痛みも同じ。それは肉体のものではなく、もともと第二身体の痛みなのです。
痛みという概念が第二身体に植え付けられていなかった原始社会の女性たちには、
「痛みがある」という思考が無く、出産は無痛でした。
ですから、痛みという概念が植え付けられてしまった場合は、逆催眠(逆暗示)を用いて、
概念の無い純粋な第二身体に戻してあげると、無痛出産となります。
どのような文明社会も、一般的に共通するような暗示を作り出し、
のちにそれが全ての人の「予期」になってしまうのです。
あらゆる種類の苦痛、あらゆる種類の快楽、全てが「概念」の暗示による結果です。
第二身体に生じてから肉体にまで及ぶのです。あなたにはどんな「概念」の暗示があるでしょうか?
ところで、あなたが「エゴ」を失う方法には、(なんと!)二つあります。
1,究極の宇宙へと溶けて融合し、天空という大いなるものに統合されるやり方。
2,もうひとつは、今のエゴ(今の自分)が「概念」の暗示によって益々分裂され、
精神分裂症のように沢山の「下位人格」にまで引き裂かれていくというやり方。
私たちが生きている限り「いのち(光)の動き」は止まず、現状維持は無いため、
先程のどちらかになるしかないのです。さあ、あなたはどちらを選ぶのでしょうか?
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