気づき・観照の「第6チャクラ」
あなたを感情興奮させるような外的な刺激(出来事)、そういうものをいちいち経由せずに、
あなたが自発的に「内面の探求者」となることが何より大事です。
自分の全てを知ることなくして、現実がどういう仕組みで起こるのかを
知ることなど出来ませんから。
内面探求から逃げる場合、自分の中を見たくないと逃げる場合、
そして外側ばかりに感情反応する場合、
あなたの本質はますますキツイ出来事を通して、あなたを振り向かせるしかなくなるでしょう。
自分の本質以外のものと「同一化」すること、
これが全ての不幸の始まりであり、延々と終わりません。
あなたが、あらゆる全てとの同一化をやめても、あなたは何も失わないし、
むしろ多くを得ることに気が付くはずです。
ただし、特定の役割、信念、思考、フィーリングとの同一化が解消するにつれ、
いったんは「何が何だか分からない状態」「不確かな状態」というようなギャップを体感するかもしれません。
これは第6チャクラが発達すると共にやってくる
「意識の進化」のあらわれです。
第6チャクラ(第3の目)の発達は、
先日アップしました「自分の手から“見られる”」というワークなどによって発達します。
そして、発達するのは何のためかといえば、
深い「気づき」を得るような意識になるためですが、その前には「何が何だか分からない状態」を通過します。
孤独な感じ、混沌とした感じ、まさに意識のサナギ化です。以前のような自我(毛虫)には戻れない、でも、どんな蝶になるのか見当もつかず、蝶になるのかさえ予期できず、ひたすらグチャグチャのサナギになるのです。
まさに、自我の「死と再生」のハザマ状態ですが、
意識の「忌明け(新生)」までは、「喪に服する49日」を通過します。
本気で脱同一化した場合、意識の忌明けは、早い人でも35日と言われますが、
意外にも私は数日で通過しました。現代ではそれくらいで済むのでしょうか。
私の場合、あまり意識の忌明けへの焦りがなく、混乱のサナギ期間をジックリと真摯に受け容れたことが良かったようです。
適切なタイミングで、過去の全ての自我から、意識が脱同一化できました。
ここで少し考えて頂けますでしょうか。
あなたが、自分の職業(ニートであれ、専業主婦であれ)と同一化しなければ、
そして、自分の技量とも、自分の所有物とも、他者との関係性とも、自分の肉体・観念・思考・感情・信念のいずれとも同一化しなければ・・・・・
一体あなたはどこの誰でしょう?
アイデンティティが真っ白になるのは、意識の自由(魂の解放)への入り口ですが、
ほとんどの方は、アイデンティティを手放しません。同一化したまままです。
是非、「自分が何とも同一化しないなら?」という質問を、真剣にご自分になさって下さい。
(ムクムクと自我が反発して顔を出した場合は、そこと離れたままで、ただ眺めていて下さい)
この質問を自分にされてみて、全てが消え去ってしまうまで、これらの自己同一化の層を脱ぎ去って下さい。
何が残るでしょう?
全てが消え去っても、「あなた」は
今ここに存在し続けているのが分かるでしょう。
あなたが同一化するものが
全て消え去っても、あなたはここに居ます。
自分自身への「気づき」は残ります。
この「気づき」があなたです。
この「気づき」に名称を貼ることはできません。
最後に残っている「あなた」が誰なのかを正確に言うことができません。
それでも「あなた」は残っています!
第6チャクラにおいて、あなたはご自分が「誰でもない」ことを悟ります。
これが「一瞥」ですが、まだちょいと一瞥しただけで、誰でもない者に成りきってはいません。
あなたは観照そのものです。
瞬間瞬間に生じるこれらの現象全てを観察しているスペース空間であり、純粋な気づきそれ自体なのです。
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