今日は特に大切なことを書かせて頂きます。（昨夜、サラサラと自然に降りてきたメッセージです）
実は、人は全員すでに悟っています。
ただ、悟っていることに「頭」が気付かず、「無意識」であるだけのことです。
悟っていることに「意識的」に気付いた少数の人がいますが、それはその少数の人たちの「頭」がようやく気付いたというだけのことです。
「頭」にとっては一瞬「悟り」を垣間見ただけのことで、すでに全員の中に在ったものを思い出すきっかけが来ただけのことです。
何も知らなかった「頭」にとっては、ものすごくカルチャーショックなことであり奇蹟的に感じますが、実はこの時「エゴ」が「調子に乗る瞬間」でもあるのです。
ここにハマってしまうと「優越の心」を持ってしまい、「自分は他者より分かっている」と「頭」がカン違いすることが起こるのです。

「悟り」の状態を「意識的」に気付くことができていようが、全く「無意識」で分からない状態であろうが、それは「頭」が知らないだけのことで、全員がすでに覚醒しているのです。
「頭」や「エゴ」や「思考」が余計なジャマものになっているために気付くことができないだけで、気付かなくてもすでに悟っています。

そして、「悟り」や「覚醒」は人生の究極の目的などではありません。
「悟り」「覚醒」を土台として【どのように生きるのか】のほうが大切なことであり、主軸なのです。
もし、【私たちが何者であるのか】を悟っていなくても、【どういう自分で在り続けたいのか】が大切です。

たとえ、意識的に「悟り」や「覚醒」が分からなくて、さっぱり腑に落ちなくても、【自分は何者か】を決めることはできますし、【どういう自分として生きるか】【何を手本として、どの道を歩むのか】を決めることはできるのです。そして、このことのほうが何よりも重要なのです。

あなたが【何者として生きていくのか】によって、やがて【人生のまこと】をいやでも「頭」が理解することになり、もっと深く覚醒し、もっと全てを悟ることになるでしょう。悟りや覚醒を目的にしなくても、【何者として生きるのか】を実践するなかで、おのずと無理なく【悟っていく】のです。
まさに「人生は尽誠（じんせい）」だと気付くことになるのです。

ようやく意識的に「悟り」ということに気付けた人も、まだ無意識のままで「頭」では気付けていない人も、実は【いのち】（存在）としては全く同じ状態であり、その双方は何も変わりがなく、優劣もありません。
意識的に気付いた人を必要以上に崇拝することはありませんので、学べる部分だけを参考にされて、あとは【どういう自分として生きるのか】に自発的に心を向けて下さい。

私たちは「創造の源」の性質と同じく、【喜び】から成り立っています。
ただ、あなたが何を欲求し、何を人生の【喜び】とするのかによって、「悟りのレベル」（=心の進化）が分かるのです。
私たちは「悟り」「覚醒」を最高のことだと思いがちで、「知的な理解」がどこまで進んでいるのかで決まると信じ込んでいませんか？
でも、どんなに悟っていても、どれほど覚醒して「知的な理解」があったとしても、「心の進化」が実行されていなければ何にもならないのです。

大切なことは「心の進化」ですから、本当にそれを悟ったなら、「心の進化」を実行したくてウズウズするはずです。そしてまた、本気で実行すると決心することが重要です。
各自の「悟りのレベル」、つまり「心の進化」のレベルは、【一体化の喜び】のほうへ進んでいるかどうかで分かります。平等な【全体ひとつ】の喜びへ進んでいるかどうかが、「悟りのレベル」の深さを示します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今後のワークのお知らせ
◆１日セミナー　◆「空」アドバンス・コース　◆古事記スペシャル
Ａ、ブログページ左のほうにある【セミナーのご案内】をクリック。⇒スクロールして下さると、記事の終わりに近いほうに【詳細＆申込み】のタブがあります。宜しくお願い致します。
Ｂ、「スター・ハート」のホームページからも、三楽舎さんへお申込みできます