危険に生きること、それが
本当に生きるということです。
勇気をもって、深く切々と
生きることです。

そして、危険に生きる勇気は、
非常に高次元の周波数であり、
恐怖は、
危険から逃げる時に生じる
低次元の周波数なのです。

危険から逃げるから、
恐怖が湧くのです。

そして、逃げたまま、
その恐怖を運び続けるため、
その通りの現実（恐怖に満ちた出来事）
を創ってしまう。
危険から安全へ向かって逃避すると、
怖くなるか、あるいは
退屈になる。

もし、あなたが
危険の中に生きていないならば、
「生」のほとんどから
逃げていることになるのです。

何も、走っている車に飛び込めと
言っているわけではなく、
大負けするかもしれないヒリヒリするような
ギャンブルをしなさいと
言っているのでもありません。

危険に生きろと
言われたからといって、
やけくそになって、
あえて肉体を危険にさらす
という意味ではありません。

もっと内面的なお話しです。
あなたが「そうしたい」と
思っているなら、
恐怖によって抑圧しないで、
危険に生きる覚悟をもって
チャレンジして下さい
というお話しです。

金銭的な恐怖、人間関係の恐怖、
色々な恐怖がありますが、
そこから逃げずに、
危険を受け容れて下さい。

人生は危険の中でのみ、
花開く。
人生は、安全と安泰の中では
決して開花しません。
安全を超えたところで
花開く。

その意味では、危険に生きることが、
本当の安全なのです。

もし、あなたが世間的に
安全になり始めると、
あなたは淀んだ水たまりのようになって、
もはや生エネルギーは
停滞して動かなくなる。
そしてやがては肉体死に至る。

生エネルギーが
自然に流れて動いている時、
あなたは高次の状態になっており、
イキイキと活気に満ちあふれるから、
絶対に恐怖など湧かない。

世界には二種類の人しかいません。
危険に生きることなく、
ぬくぬくと（その裏ではビクビクと）、
ただ安穏に
人生を過ごしていきたいと
思っている人々は、
実はすでに「肉体の死」を求めており、
彼らは
居心地の良い墓を望んでいたりする。

そして、あらゆる人の命に対して
敬意を持ち、
自分に与えられた命の勇気を使って
真摯に生きたいと思っている人々は、
危険の中に生きることを
自然に選択しているのです。

愛の生命の本質は、
自由と勇気なのです。

安全に生き延びようともせず、
かといって、やけくそで
死のうともせず、
この世の生と死を超えたところから、
危険に生きることを通じて、
私たちの本質は
深い叡智（霊的な気付き）を得るのです。

この命を活躍させるべく
あなたが危険に生きる時、
安全、銀行預金、妻、夫、家族、世間、所属団体、
それらへの重い責任感が
全てどこかへ消え去り、
あなたは神聖な唯一無二の
「自由存在」になれる。

これぞ生命の本質（神の本質）
なのだということを
忘れないで下さい。

危険に生きるということは、
世間的な安全の中に
埋没しない意識になることを
意味します。
それが超越意識です。
それが進化です。

そして、今日が
人生最後の日だと思って、
一日一生として
生きることを意味します。

気付いて頂きたいことは、
人というものは、
その大切な全人生を、
世間的な安全の中に失いかねないということ。

もし、あなたが、
霊的であるとか、
スピリチュアルに生きていると言うならば、
世間的な安全
といったような物事に
重要性を与える必要が無いことを
理解しているはずなのです。

そして、実際のところ、
世間的な安全ほど
あてにならないモノはない。

ただ、世間的な安全には
何の価値も意味もない、と
言っているのではなく、
あなたが思っているほどの
特に大きな意味や
価値は無いということです。