やられてみた
金輪際「犠牲者意識」をやめない限り、
絶対に苦しい現実状態からは離脱できず、
感情的な苦痛からも
出られません!
犠牲者だと解釈した瞬間から、
苦痛反復が起こるのです。
そして、カタルシス中毒
の道へと入っていきます。
この苦痛反復から出るには
犠牲者という見方をやめ、
中立な愛の視点に
戻ることです。
実は、この真理を
分かりやすく画像で
教えてくれたのは
一頭の大きな「龍」でした。
10年ほど前に、
名古屋で透視講座をやっていた時、
受講生の方の実習を
何気なく見ていたら、
急に目の前の空間に、
下半身だけが
土に埋まった龍が見えました。
「?」と思って、
そのまま見続けていたら、
面白いことを
教えてくれたのです。
龍自身が、
「土に埋められた」
と思った瞬間、
その土は、ガチガチの
コンクリートみたいになりました。
土だけでなく、
彼の周囲の空気までもが
【固く】なって、
龍の下半身は
抜き差しならない状態
になりました。
出ようとしてもがいても、
全く出られないのです。
次に、龍自身が、
「土の中に入ってみた」
と思った瞬間、
土はソフトになり、
周囲の空間もやわらいでしまい、
土の中であれ外であれ、
彼の思うがままに自由に
出入りできる状態になったのです。
「わあ!そういうことか」と
納得してしまいました。
実に忘れられないビジョンでした。
自分自身を、被害者だとか
犠牲者だと見なした瞬間、
もう何をやっても
そこからは出られないのです。
貧困による被害者、
病気による犠牲者、
感情エネルギーによる犠牲者、
運命による犠牲者、
他者による被害者、
そう認識した瞬間、
あなたは延々と助からない。
犠牲者のような考え方、
それは世間の誰かによって
インセプションされたものです。
中立な事実ではありません。
あなたが犠牲者というような
「思考」「概念」に同意し、
それを信じ、
犠牲者なのだという分析思考を
持ち続ける限りは、
どんな技法を使っても、
絶対に苦痛反復しか起きません。
いいでしょうか!
犠牲者の思考である限り、
あなたは抜き差しならないままですし、
憎み続け、恨み続ける感情を
創るだけなのです。
いかなる聖者であっても、
誰もあなたを土中から
外へ出してあげられないのです。
たとえば、
「誰かによって殺された」
という思考になる時、
あなたのパワーは相手に行ってしまい、
永遠に取り戻すことができません。
しかも、反発や、怒りが湧きます。
ところが、「殺されてみた」
という思考に変えてみて下さい。
いかがですか?あなたのパワーは
あなたの手中に残っていませんか?
しかも、何だか笑えてきませんか?
あなたが「こき使われた」
という思考を持つ時と、
「こき使われてみた」という思考、
あなたにとっては、
どちらがパワフルですか?
この微妙な身体感覚の違いが分かれば、
犠牲者的な思考が、
いかに私たちから
パワーを奪うものかが、
ご理解頂けると思います。
「救われよう」「助かりたい」
と考える前に、
犠牲者の意識をやめて下さい。
お涙ちょうだい的なキャストを演じず、
感情のカタルシス中毒
からも抜けて下さい。
※明日のブログはお休みさせて頂きます。
今日から明日、山陰に出向いており、
メールのお返事ができませんので、
宜しくお願い申し上げます。
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