我が豊穣の血(=気)を放出するなり!
“空・豊穣の狩人”にも書いたお話ですが、
2011年の10月27日
未明(新月)のことです。
熱海の某ホテルに一泊した時、
とてもリアルな夢を見て
目が覚めました。
現実との差がほとんどないくらい、
インパクトのある夢でした。
お神楽のような
優雅な衣装をまとった
中性的な神が一人たたずみ、
ご自身の左腕を
短刀で切り裂きました。
あふれて流れ出すその血は、
そのまま大地や、山川草木や、
生命存在に変容していったのです。
そして
「我が豊穣の血を放出するなり!」
と、おごそかに力強く述べられました。
その菩薩のような神愛の意識によって、
私たちの身体の血肉が
創られているのだと
腑に落ちた瞬間でした。
しかもその神愛の意識は、
私たちの意識の
本質象徴なのだと
教えられた瞬間
でもありました。
私たち意識は、
なぜ肉体を持ったのでしょうか?
それは、見えない愛の意識を、
この肉体という門を通じて、
見える物理次元に
送り込むためです。
私たちの内なる純粋な愛を、
外なる物理世界へ
送り込むためです。
物理次元の全てに
意識の愛を吹き込むためです。
※これぞ、古事記にも載っている
神の意吹きのことです。
では、愛の意識を
「送り込む」「吹き込む」とは、
一体どういうことでしょうか?
簡単に言いますと、
あらゆる人、
あらゆる時間と空間、
あらゆる物や事柄に、
ちゃんとあなたの
「意識を込める」
ことなのです。
頭がバカにするような
小さきことの中にも、
純粋な意識を
込めていくのです。
ただ習慣的にぼ~っと
無意識に生きるのではなく、
まるで今日が最後の日
であるかのように丁寧に、
明晰な意識を保って
生きることなのです。
あなたが無意識に
「明日もあるし」
という思いになっているなら、
今日という日が
おざなりになるでしょうし、
平凡でつまらない一日だった
という分析思考しか残らないでしょう。
明日は無いと思って、
あるいは
明日の肉体は無いと思って
その究極のゼロの意識で
今日を深く生きて下さい。
明日という未来時間は
幽玄の半物質ですから、
そんな半端な想念を
たとえ無意識とはいえ、
今という純粋な無の中へ
入れないで下さい。
今この瞬間の波動が枯渇します。
もし、あなたの明日が来ないなら、
あるいは、あなたの肉体が
明日は構築されないなら、
今日という一日は
ものすごく愛おしいはずです。
もう二度とあの会社に
行くこともない、
もう二度とこの部屋を
掃除することもない、
もう二度とこのご飯を
食べることもない、
あの知人と会うこともない、
そうであるなら・・・・
あなたは今日という日の中へ
もっと意識を込めて生きる
のではないでしょうか。
もっと感慨深く
暮らすのではないでしょうか。
思考ゼロの純粋な
意識になって、
その意識をちゃんと込める、
日々そのように生きていくとき、
あなたはご自分の
深いところから発動した意識の愛を、
ちゃんと誠実に込めた状態に
なっているのです。
まさに
「我が豊穣の血を
充分に放出した」
ことになります。
あなたは真の中心から
生きたことになり、
真底から深く
生きたことになります。
充分にしっかりと
生きたことになり、
霊的な満足と喜びが湧くのです。
これぞ真のエクスタシーです。
万物一体愛の円環の喜びです。
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