所有の境界線を無くす(先程の続編)
◆昨日の続きです。
創造の原理を忘れないで下さい。
私たちの内側が、外側宇宙を創っているということ。
見えない領域が、見える領域を創っているということ。
つまり、私たちの現実は(どうあがいても)、
私たちの意識が創っている。
ここは誰も反論の余地なしです。
しかも、究極の創造の源(虚空)は、
喜びいっぱいで、ワクワクしながら、
私たちの身体空間や宇宙空間を創造しました。
そして今も喜びいっぱいで
創造し続けてくれています。
そこには「常に喜びから生きてね」という
無条件の愛が込められています。
そして、創造の源(虚空やゼロポイント)には、
何かを分け隔てするような意識などなく、
空間に「境界線」など創っていませんでした。
意識の「壁」は無かった。結界も無かった。
外の宇宙空間であれ、内なる身体空間であれ、
もともとの純粋な空間には
境界線も壁も無かったのです。
ところが、「私という個人」という視点になっていくにつれ、
独占所有の意識(囲い込みの意識)になってしまい、
お金であれ、人であれ、物であれ、知識であれ、
「私のもの!」というボーダーラインを引くことになり、
意識上の見えない壁(幽界の壁)を創ることになっていきました。
「あなた」と「他の全て」との間に、つまり自と他の間に、
意識上の亀裂が実際に生じ、
あなたはエネルギー的に分断されて孤立するわけです。
大いなる宇宙のエネルギー循環の流れ、
豊穣の流れから孤立することになる。
意識の拡大進化どころか、逆に縮小退化になっている。
あなたが意識のうえで作った「囲い込み」の壁のせいで、
お金、物、人、知識、あらゆるものが訪れなくなる。
つまり、他の全てから巡ってくる(恵ってくる)はずの、
沢山の「分かち合い」が、あなただけは受け取れないことになるのです。
今、あなたが必死で囲い込んで所有しているものが、
どんなに他人より多く見えても、
物理次元においては、いつか必ず消化されてしまうのです。
所有の境界線をなくすという意味は、
あくまで創造の原因である「意識」のお話しであり、
今、お手元にある物理的なものを捨てろとか、
人にあげてしまえと言っているわけではありません。
物理次元という結果をやりくりする話ではなく、
見えない意識を変えることを言っております。
見えない領域(あの世)にも、見える領域(この世)にも、
もともと個人の所有物など無いのです。
宇宙全体という公的なものに属するのです。
全体ひとつのものである以上、お金はいわば「公金」であり、
一時保管、一時あずかりでしかありませんから、
独占所有することは、意識上の「公金横領」です。
宇宙の予算として預かっているだけですから、
全一(全体ひとつ)に即した「使い方」をすることが、
最も楽にお金が循環するのです。
自分のお金だという発想(所有の意識)から出て頂き、
所有の壁を撤廃して、使うべきところには使って下さい。
そして、しぶしぶ使う時と、喜びから使う時とでは、
これまた現実の結果が違ってくるのです。お試しあれ!
お金だけではありません。
人間を囲い込み、抱き込んで、
自分のふところに所有しようとすることもやめましょう。
家族であれ、友人であれ、恋人であれ、
仕事の相手であれ、先生や生徒であれ、
人間関係を所有しようとすることもやめましょう。
今年の2月に「所有の結界外し」という神儀をさせて頂きましたが、
今いちど、皆様各自でそれを真摯にチャレンジして下さい。
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