生きる喜び~!その自由!
「あい」という言葉、それは漢字では主に「愛」と書き、通常はこの愛の文字とニュアンスに慣れてしまっています。
愛のイメージとしては、キリストが説いた博愛とか、人間間での情愛とか、LOVEとか、好ましいとか、いとおしさなどの感覚ではないでしょうか?
ひどい時は、あわれみや同情を愛と混同しています。
でも、今回「深・古事記」を書かせていただきながら、「あい」を【天意】と表記するほうが「まこと」であったと腑に落ちました。
「いのち」という自由きままに動いて変化していくもの、しかも、もっと栄えていこうという欲求それ自体を「天の意向」(天意=あい)として表記した大和の古代人に感服致しました。
「いのち」をもらっている喜び、自由に動ける喜び、好きなように自己表現していい喜び、なんでも体験していい喜び、何になってもいい喜び、好きに生きていい喜び、欲求がわいてくれることへの感動、誰にも制限されない自由への喜び、それらを【天意】というのです。
私たちの中を脈々と流れるこの「いのち」が【天意】であり【神】なのです。それが「源」ですし「空」です。
よく、「お互いに愛しあいたい!」と口にしますが、この「あいしあう」という「まこと」の意味は、生きる喜び(【天意】)をお互いに「表現しあう」ことを、「【天意】しあう」というのです!
あなたはちゃんと日々「天意しあって」いますか?
このあふれんばかりの「喜び」や「欲求」の「気」が欠けていることを【気枯れ】(けがれ)というのです。まさに、これぞ【天意】(あい)が無い状態です。
「いのち」【天意】を四魂(いちれいしこん)とも呼びます。
1、和魂(にぎみたま)が中心であり「本(もと)」です。
ともに調和し、相生し、栄える思いのことです。
2、幸魂(さきみたま)
先へ先へと、新たな展開をする思いのことです。切り開いていこうとする意思です。
3、奇魂(くしみたま)
「本(もと)」の思いの立ちかえろうとする働き。中心からズレないようにする働き。
4、荒魂(現魂)(あらみたま)
実現させよう、形に現そうとする実行力
「いのち」自体が、はやく【むすび(産霊)】をしたくてウズウズしているのです!
「いのち」自体が、はやく「かたち」をとりたくて「具現化」をしたくてウズウズしているのです!
それが欲求という【天意】です。
生きる喜びにあふれ、「さあ!今日も!」「いざ!」と意気込むこと、これが【天意】(あい)なのです。
今まで私たちが思い込まされてきた「愛」のニュアンスは、この【天意】のなかの「一部分」でしかなかったようです。
今日のあなたは「まこと」の【天意】(あい)に満ちあふれていますか?
【天意】ではないもの、つまりどんよりとした重く固い気分、ウツウツした心、面倒な感覚、欲求が湧かないこと、それらはみな【天意】がなく「気枯れ」の状態です。これが病の正体です。
ですから、生きる喜び100%でない状態、この「気枯れ」の状態を日々脱ぎ捨てるという【みそぎ】が不可欠なわけです。
昔、ウツ病であったとき、誰もこのことを教えてくれず、まともな本もなく、あったとしてもご縁がなく、だから自ら探すことの旅に出ました。
生きる気力ゼロに近い状態であった私自身が、生きる喜びの気100%になれたのは、【みそぎ】でした。
沢山の技法・方法を試したあげく、最も簡単で効果絶大であったのが【みそぎ】です。
要は、【自分の本質ではない】と「分別」して「捨てる」だけ。
本当にそれだけです。
何かを付け足す必要がなく、むしろ脱ぐだけなのです。
♪♪
泣いてばかりいたって幸せは来ないから
重いコート脱いで出かけませんか~
もうすぐ春ですね! 恋をしてみませんか!(あなた自身に)
別れ話をしたのは去年のことでしたね
ひとつ大人になって忘れませんか
もうすぐ春ですね!恋をしてみませんか!(万物と!)
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