ナワール(中観)&トナール(自我目線)

| すぴりちゅあるブログ

参考文献からですが、

ネイティブ・アメリカンの呪術師の世界観には

トナール” と “ナワール” という二つの世界の見え方があります。

たとえば、あなたの目の前にバラの花があります。

あなたはあなたの世間構造の中で育ち、

バラをバラと教えられ、テーブルをテーブルとして

「言語」「分析」で教えられていますので、

テーブルをテーブル以外のものとして観ることはありません。

 

 

ここでもうすでに、「脳の限界」が作られてしまいます。

これが “トナール” という世界の見え方です。

つまり学習した「記憶」を常にリピートして、

制限された固定観念から見ている世界が

トナール” です。

言葉、概念、思考、分析として常に再生するメカニズムです。

 

 

でも、私たちが肉体をもって誕生したとき、

初めて物理世界を見たときはどうだったのでしょう?

テーブルをテーブルと見たでしょうか?

バラをバラと知ったでしょうか?

このとき世界はただ一つでした。

テーブルとバラは全体ひとつになっていました。

その周りの床も壁も天井も、みんなが分けられることなく

自分自身も含めて全体一つだったのです。

これが “ナワール” という生エネルギーの海です。

 

 

簡単に言いますと、トナールは自我の領域です。

ナワールは言語化できない根源的な領域です。

 

 

ナワール” という世界の見え方は、

過去に「学習した記憶」を通すことなく

(言葉・分析・思考を通すことなく)、

モノゴトを見たときの全一中立な観え方です。

私たちは次々に学習する中で、

思考や言語を再生するようにプログラムされ、

生まれて初めて見た世界を忘れてしまったのです。

 

 

」という瞬間 は “ナワール” の体験そのものです。

過去の学習記憶の再生をしているかぎり、

本当の「」を知ることはないのです。

過去にプログラムされた「解釈」「分析」「目線」を通じて

モノゴトを見る限り、偏見として見るだけです。

直観や、インスピレーションや、インチューイション(さらに深いインスピレーション)は 、

あなたが という瞬間に「中立に覚醒」している時にのみ

キャッチできます。

 

 

生まれて初めて見た時まで戻らなくても、

言葉や分析を経由せず、

あるがままをトータルに中立に観ることで、

ナワール” の体験はできます。

あなたの見え方が

中立な観察(中観)に切り替わってしまうと、

現象や風景はさほど変わらなくても、

連綿と続けてきた現実世界への「解釈」「思考」は止み

自我の世界は止まります(=深い死)。

 

 

つまり、人間自我を観察するゲームから卒業することができ、

神型生命体を観察するゲームに入っていけます。

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