いまだに、「～～が辛い」「～～という苦しい状態です」

「一体、どうしたらいいですか？」

というご質問を少なからず受けることがあります。

「どうしたらいいですか？」と発言する時点で、

自我が発生しています。これが自我です。

自我はあなたではない！

そして、自我には何も解決できない～～～！！

虚空からの「生の巡り」だけが、全てを解決する！

自我は、「真のあなた」ではなく、

「真のあなた」が観察するための「対象」！！

ブログを読んで下さる方が、

もう二度と苦しむことのないように、

（いまひとつ真理が腑に落ちない方のために）

今から説明をさせて頂きます。少し長くなりますが、

決してこの基本を忘れないで下さい！

もう、自我になりきって悩んで（＝遊んで）いる場合ではないですよ！

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太陽や地球や生命体が存在する前から、

時間や次元が存在する前から、

「私たち」は存在していました。（この大切な事実をお分かり頂けますか？）

天地が創造される前から、

上下や左右が起こる前から、

音さえも起こる前から、

「私たち」は全一に

普く（あまねく）存在していたのです。

この私たちこそ、「真の実在」と呼ばれ、

「虚空」と呼ばれる「意識」なのです！

この創造し観察する「意識」からのみ、

全てが創造され、変化や進化が創られ、

その全ては「意識」によって

永遠に観察され続けるのです。

この究極の創造の起源点（無点・ゼロ点・今点）にまで

私たちの意識を差し戻し、

さかのぼらせてほしいのです。

この究極の「さかのぼり」を意識の覚醒と言い、

アセンションと言い、参上するとも言います。

いっさいの記憶も情報も記録されていないような、

これ以上は戻れない所にまで「さかのぼる」のです。

あらゆる過去世の記憶も超え、

祖先の歴史という記憶も超え、

私たちが歩んできた全ての感情的な経験を超えて、

いっさいの記憶が創られる前の、

私たちの究極のルーツである「真の実在」（観察意識）（目撃する意識）にまで

さかのぼって頂きたいのです。

まだ時の空間さえ生じる前から、

光の空間さえ生じる前から、

すでに私たち意識は「真の実在」として「今点」に在り、

「今点」という無限から、

時間の流れや色々な空間を

放出していくようになったのです。

「今点」からは「現在空間」も創られています。

この「今点」（無限のゼロ点）から飛び出す「あらゆる全て」を

「真のあなた」は目撃したいと欲求したのです。

「真のあなた」とは、

今点における目撃そのものを指す表現とも言えます。

そして、この純粋で全一なる意識（真の実在）が、

自分自身から次々と出てくる対象の全てを

「目撃したい！」と欲求した時点で、

すでにもう、全体一つであった真の実在が

二分割を始めたことになるわけです。

「全体ひとつ」であった真の実在は、

目撃する側の「意識」と、

される側の「対象」とに二分割されました。

これを聖なる二分割（二分法）と言います。

したがって、あなたが感知する全ては、単に「対象」

であって、目撃者（永遠無限の「真のあなた」）ではありません。

「意識」によって色々な「対象」がいったん目撃されてしまうと、

その「対象」の形態は、壊れつつ（気化しつつ）、

純粋な観察意識（ゼロ）の中へ

入滅していくようになっています。

いつまでも同じ形態の「対象」（現象）が

物理世界に残っていては、

新しい次の「対象」（現象）を物理世界に出現させられず、

したがって、あなたは

「新しい対象」（新しい現象）を目撃できないのです。体験できないのです。

新しく変化し、進化した、別のモノやコトが、

さっきまでのモノやコトと「入れ替わり」（生の巡り）をしない限り、

あなたがこの物理的な現実空間で

新しい対象（現象）を目撃することは不可能です。

たとえば、ある特定の菊の花の

「つぼみ状態」と「満開状態」との双方を、

物理空間において同時に目撃することはできません。

あなたの昨晩の言動と、

あなたの今朝の言動とを、

物理空間において同時に体験することは不可能です。

あなたの財布の中身が２００円であることと、

５０万円であることとを、

今この瞬間に「同時に観る」ことはできません。（＝同時に体験できません）

物理世界で新たな対象を目撃するには、

必ず「入れ替わり」（生の巡り）が必要なのです。

（◆さあ、ここからが本題です！！）

今や、大いなる観察意識（真のあなた）は、

「人型生命体」という対象の観察を終えて、

「神型生命体」という対象の観察に入ろうとしています。

「人型」とは

性格・人格・エゴ・自我と言い換えることができます。

目撃し観察する対象の一環であった人型（性格・人格・エゴ・自我）は、

もともと人工的な制限によって作られたものであり、

操作支配されたメカニズムでしかありません。

ところが、今までの私たちは、

目撃し観察する「意識」であったことをすっかり忘れて、

目撃の「対象」である人型（エゴのメカニズム）の中に、

ドップリと意識が入り込み過ぎてしまいました。

文字通り、我を忘れて人型（エゴ）に入り込んだのです。

人型（エゴ）は、あくまでも私たちの観察の対象であって、

私たちそのものではないわけですが、

その真理を完全に忘却していったのです。

このように、「真の我」「真の実在」を忘れたことを、

無知とか無明とか不覚などと申しますが、

もとのように「真の我」を思い出せば、

覚醒や悟りとなるのです。

「さかのぼって」思い出す、たったこれだけのこと！

今こそ、真のあなた（観察意識）を思い出し、

あなたが観察すべき「対象」を、

古い「人型生命体」から新しい「神型生命体」へと

「入れ替わり」させなくてはならない時です。

古い対象に感謝して、別れを告げて下さい。

人型生命体と、神型生命体とが、

この物理的な肉体空間の中に、同時に存在することはできないのですから。