中立は、物理的な中間点のことではない
自我を立ち上げず、究極の虚空意識として
現実世界を観察(=創造)していって下さい。
ただ、その為のエクササイズは
一気にブログに書くのは大変!
今日は要点だけですが、明日からは
補足を書いていきます。
中立な観点になっていることを中観とか、
「中立」と表現しますが、
物理次元(結果世界)における
「真ん中」「中間」に居るという意味とは全く異なります。
同じ物理次元に属する「プラス極」&「マイナス極」、
このいずれの二点からもズレた「中間の一点」を
「中立」とは言わないのです。
「中立に観る」という場合、
二点の両方を、
同時に意識している「状態」のことなのです。
そして、この場合の二点とは、
原因世界と結果世界という次元の違う二点です。
意識世界と物理世界という次元の違う二点です。
(聖なる二分法)
先ず、物理次元での中間点に関する例を
いくつか挙げてみます。
超ゴキゲン気分と超おちこみ気分、
この二極の中間点は「まあまあ気分」。
激愛と激憎、この中間点は「好きでもキライでもない」。
大富豪と極貧者、この中間点は「中流」。
執着と拒絶、この中間点は「無関心」?
幸福と不幸、この中間点は何でしょう?
実際のところ、二極の片方をやれる人は
もう片方の極も簡単にやれる人です。
過食ができる人なら、断食・不食・絶食も得意です。
ものすごく愛せたなら、ものすごく憎む。
やがて、この極端が苦しみなのだと分かってくると、
あなたのマインドは「中間」を求めるようになり、
今度は「そこそこ」という中間点に執着するようになるのです。
過食でも絶食でもない「節食」を求め始める。
愛憎ではない「まあまあ好ましい」を求め始める。
超多忙でも超ヒマでもない「そこそこスケジュール」を求め始める。
馬車馬のように働きっぱなしでも、
優雅な左うちわでもない「適度な労働」とかを求め始める。
これもまた自我の陥りがちな盲点です。
このような中間点だけを「良し」として目ざすなら、
それもまた執着となります。
こうなると、二極をやっている人よりも、
もっと始末に負えない。
今までは、片方の対極だけを否定しているだけであったのに、
中間点になってからは
二極の両方とも否定するようになるからです。
全員がそこそこの幸福でいい?(あれれ?)
みんなが平均的に中流であることがベスト?(あれれ?)
虚空はそういう中間点だけを
観察したいのでしょうか?
画一化されて、バラエティに富んでいない中間点だけを
観たいのでしょうか?
とにかく、物理次元のプラス・マイナスの二点であれ、
その中間点であれ、三分の一の点であれ、
あくまでもそれら全ては、
あなたの意識が観察するための
物理次元の「対象」なのだということを
分かって下さい。
そして、「対象」を観るための「自分」が欠けていては
中立とは言えないのです。
中立、それはあらゆるものを「中立に観る」ことでしたね。
諸々の「対象」が何であれ、
「自分」と「対象」との双方が必要で、
この双方を同時に認識する時に、
やっと「中立に観ている」ことになります。
これが虚空意識の観点(ゼロポイント)です。
「自分が観るのだ!」というように「自分」が強くなると、
「対象」が弱まり、中立ではなくなります。
自我の視点になるのです。
あなたの本質である虚空という意識が
眠らないためには(覚醒しているためには)、
何かを中立に観察している必要があり、
観察するには、
注意を向けるための物理世界の「対象」が必要です。
興味を向ける対象、
愛を向ける対象が必要なのです。
そして、その対象は、
あなたの日々の生活の中での、
常に「目前」にある事物の全てです。
中立に観る、それは、
発展的創造の循環が起こり続けるための
魔法のようなメソッドです。
意識を眠らせず、
中立に観察していくならば、
あなたはすでに創造意識になっており、
人格的な自我は解体されて不在になります。
自分ばかりに注意を向けているだけでも、
そして外界の状況やモノゴトばかりに
注意を向けているだけでも、
中立な観察意識にはなっていません。
「自分」と物理次元の「対象」の二点を同時に認識し、
この中立に観るというメソッドを実践するのでなければ、(これがエクササイズ!)
「光の巡り」(生の巡り)がうまく進まず、
物理次元の「対象」もリニューアルされず、
物理次元での変化・進化・新化を観察できません。
中立な観点、神の視点が
いかに大事かに気付いて下さい。
それがあなたの「内側」も「外側」も、
共に発展繁栄するための秘法(賢者の石メソッド)
なのですから。
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