受け容れ(天意)
なぜこんなにも、「自我から出て、虚空へ入って!」と繰り返し言い続けているのかと言いますと、それは個人の問題だけにとどまらないからです。
あなたさまにも、共存共栄していく上での、自業自得の責任を超えた責任があるからです。
あなたが、虚空ではなく、自我に意識を置く限り、地球上に張り巡らされている「集合的な自我WEB」を強めるということに貢献していることをお忘れなく!
あなたによって、集合的な自我WEBの粘着力が強まり、吸引力が強まって、ますます他者の意識をそこに引っ張ることに、一役も二役もかっていることを、どうぞお忘れなく!
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借金がまだ有る、
自我がまだ有る、
喪失が有る、
悩み・トラブルが有る、
焦りが有る、
迷い・混乱が有る、
どれもこれも有!有!有のオンパレード。
ただし、これらの「有」は、(本来は)不安定であり、変化する質だった。
ところが、私たちの意識は「有」ばかりに強く片寄り、
「有」を重く固めて、変動しにくくしてしまったわけです。
万華鏡のように循環しながら新化するはずの
有限世界を重く固定し、重いままで、そこを変えようと意識し、
余計に重く固くし、変化しずらくさせてしまった。
つまり、意識を置くところが見当違いだったのです。
有ではないところの「無」を意識し続け、自覚し続けるべきだったのです。
無の自覚(虚空)であり続ける、そうすると・・・
重く固まっていた「有」が柔軟になって、
変化しやすくなる。新化・深化しやすくなる。
あなたが虚空(真の自己)を自覚する時、
「有」は虚空に受け容れやすくなる。
だから「有」が解体成仏しやすくなる。
「いつになったら、自我から出られる?」と、
つぶやいているのは一体何者?
それこそが自我だ!(大笑)
そういう雑念思考が「有る」ところに、
ついつい入り込まないことです。
くりかえし、しつこく言いますが、
意識を自我(プログラムの集合体)から離脱させ、
虚空に入滅し、虚空それ自体になってしまわないと、
いかなる「有」「自我」の受け容れ(=統合)も不可能です。
そのまま受け容れていくことは、まさに天意です。
タントラ道です。
この「受け容れ」は、受け身&消極的なイメージで定着していますが、
実のところは、新しい何かをもたらしてくる、積極的で、創造的な状態のことです。
私たちが虚空を自覚していると、
全てを受け容れることができ、
同時に、完全に「新しい意図・意志」を
自由に発動できます。
虚空であるあなたが、自ら積極的に意識して、
「法」(天意プログラム)を作成することができる。
ここで提案ですが、虚空はフルスペックですから、
今までに全く考えたこともないような
天の意志・意図を持ってみてはいかがでしょう?
過去のように、他者によるプログラムではなく、
あなた自らが「法」(天意の新プログラム)を作る側になるということです。
「法」という字の成り立ちは、
「シ」(サンズイ)に「去る」と書き、
水が流れていく姿のことです。
水の流れは、自我の思惑など超えている。
水の流れは、天地の道理(虚空の道理)に従うので、
自我の思いで出来てはいない。
「法」は虚空だけのものであり、ロー・オブ・ワン(唯一の法)なのです。
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※以下の動画は、昨日と同じものです(4分少々)。
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