沖縄から戻ってきました。

宿泊したホテルには禅ルーム（瞑想室？）もあり、

白隠禅師の言葉が飾ってあったり、

ライブラリーには、タオや、虚空や、生死に関する本が沢山あって、

ワクワクでした。

パラパラと読んでみたけれど、

どれも結局は同じような真髄が書かれていました。

自我としての側面からすれば、この世の誰も彼もがみな同じです。

自我の思考や感情さえも個人的なものではなく、

集合的なプログラムですから、

誰のエゴもそんなに大差がなく、平均的ということになります。

どんなに立派そうに見える人物でも、

成り上がったエゴの人なら、所詮は他者と大差ない。

むしろ、すばらしく並外れているのは、

それぞれの体へと流れ込んでくる「虚空」のほうです。

本当にオリジナルな差が生まれるのは（個性化されていくのは）、

虚空から生まれる真の自己のほうです。

自我の思考はダラダラと長い。感情も何やかんやと長い。

でも、今の一瞬（この瞬間）、これはとても短い。

そしてこの時短（ゼロ時）には偉大な力が秘められている。

この「今」という一瞬と、「自分の意識」とが合致した時こそ、

その偉大な力にアクセスでき、力が物理次元へと流れ込んでくる。

 つまり、偉大な虚空の力のほうから、

あなたの脳と体にアクセスしてきて、

脳と体を通じて物理次元に入ってくる。

勘違いしてほしくないのは、「永遠の今」という言葉ですが、

「今」という瞬間を、【起こっている中身（内容）】と混同しがちだということ。

「今」という瞬間には「中身」など無いからです。

そして、あらゆる中身（内容）は、永遠ではありません。

無の虚空だけが永遠不滅なのです。

それから、時々頂く質問ですが、

「貢献する愛と喜びを感じたいのに、何をしたいのか分からない」について・・・。

 何かを選ぼうとしている時点で、「今」をすっとばして、

「今」よりも優越した何かを求めているということになります。

でも、私たちは、「今」に誠実に向き合うことによって、愛と喜びをもらえるのです。

愛と喜びは、行動のカタチや、何らかの外的な対象にあるわけではなく、

誠実に向き合っている「今」の一瞬へと、流れこんでくるものなのです。

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（以下は、遠隔神儀の方への補足となりますが、興味のある方はどうぞ）

脳は、一千億のニューロン（神経細胞）から成り立っていて、

虚空の意識は脳を通して、この物理次元に入ってきます。

私たちが虚空を意識すると、虚空は活性化しますが、

脳の中に「古いニューロン（自我）」が残っている場合、

虚空の意識が物理的な体に流れ込んでくることが困難になります。

古いニューロンは、沢山の思考の神経繊維が

より合わさって、ロープのようになっています。

そのロープは結び目を作っており、

そこへ入ると、過去の思考パターンのワナに結ばれます。

答えがない堂々めぐりになるか、

感情的なドラマの堂々めぐりに入ります。

 なので、「全く新しいニューロン」を立ち上げる意志が大切です。

それから、思考と感情がすべて自我（エゴ）になるわけではなく、

思考と感情に「一体化」（同一化）する時に、自我が立ち上がるのです。

 これからも、常に内観し、気付きをもって観察し、

思考に一体化しないようにして下さい。

◆遠隔神儀にご参加された方々へ

１３日の正午までに、意識を沖縄の玉泉洞に合わせて頂きました。ありがとうございました！

そして、新しいニューロンを立てたことによって、古いニューロンが徐々に崩壊し始め、それを浄化して流すために、現地では膨大な雨、雨、雨！

午後からは、台風のような暴風雨になり、竜巻っぽい風も出ました。（すごかったです～！）
現地の人も、「変な天気ですよ」と言っておられたほど。