意識を深い死に至らしめるのは、

この人型生命体を蘇生・新生させるため。

それは天の意です。

「深い死」を勘違いされては困るのですが、

自我が劣っているから、あるいは悪者だから、

もう死なせて拡散させてしまおうという意味ではありません。

私たちが新化・進化・深化するのに、

自我がジャマだからではないのです。

簡潔に言うなら、自我そのものが

「不自由さ」「苦しさ」の別表現だからです。

「愛の不足」の別表現だからです。

あなたの意識が、光を結晶化させて

窮屈な自我というものを創造しました。

そして、もう充分に人間自我を

経験したのではないでしょうか？

それをいつまでも消化（昇華・気化）させずに、

ゾンビのままで体内に維持することは、

自我それ自身にとっては「生殺し」だから。

あなたが創った自我だって、

新化・進化したいし、自由になりたいし、

解き放たれたいのではないの？

プログラムという殻を破って

外へ飛び出したいのではないの？

あなたには、その切なる自我の声が聞こえませんか？

自我を、苦しいままで生殺しにしているのは、

あなたの意識。（あなたなのです。）

そのことに気づいて下さい。

そして、自我は、全ての先祖の不成仏霊が

寄り集まったようなものでもあるのです。

ズルズル引きずっているのは、

黄泉の国のドロドロ状態のイザナミと同じ。

ムダに辛い思いをさせるだけ。

早く「お役ゴメン」にしてあげて、

ひと思いに死なせてあげて、

サッサと黄泉がえり（蘇生・新生）を

させてあげることが愛だと思われませんか？

自我は、あなたが創ったけれど、

あなた自身ではない。

そして、自我は

あなた個人の所有物でもない。

経験して観察するための「天からのギフト」（借り物）だった。