特定の目的にこだわらない
特定の目的や目標をガチガチに決めることから離脱する人が少しずつ増えているように感じます。
今ここの素直な思いだけにフォーカスしているのです。
俳優の渡辺謙さんも「特定の目的を持たず、常に無(無限)でいます。常にゼロから出発しています」と言っておられた。
陶芸家の三原さんも「具体的な目的を持つと、それが限界になる。もっと大きく任せて、自由に進みます」と言う。
具体的に目的は決めないけれど、大いなる何かの「愛の意図」に添うような感覚でしょうか。
三原さんは、2005年にイタリアを縦断する旅に出ました。最南端のシチリアまで二ヶ月かけて下って、日本に帰ろうとした時、「何も持って帰るものがない。得たものが無い」と感じたそうです。
ところが、帰国して作り始めたら、作風が変わっていて、美観も色彩も、ゆるい感じになれたそうです。
私たちは、常に光情報を肉体へと「頂いて、得ている」のですが、頭には分からないから、「何も得ていない」と思ってしまう。
根源の心底から、やる気を出すまで(具体的に肉体を動かすまで)、真・善・美・愛などの叡智や能力はなかなか出てこないのです。
そして、私たちにとって「赤ちゃん」や「小学生」の経験(情報)はもう必要が無いように、過去の自分の経験(情報)はもう必要がありません。
自我バリバリであった時のことを、いつまでも引きずって思い出すことをしなくていいのです。
赤ちゃんの時や、小学生の時のことを覚えていないことに関して、あまり罪悪感など湧きませんし、覚えていなきゃという執着も無いですよね?「昔のことは覚えてないなあ」と普通に人にも言っていますよね?
だとしたら、過去の自分のことも、いつまでも覚えていなくてもいいのです。忘れることに関して罪悪感もいりません。今ここの自分を純粋に感じながら生きることが重要で、それが目的です。
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