この世(=実り世界・完熟世界)
時間を直線で考えるクセが抜けていない時、過去から未来に向かって一本の線みたいな発想になります。
そして、過去よりも「今」、「今」よりも未来のほうが進んでいくはずだという発想になりがちですが、直線である以上、実はさほど何も変わらない。進化などしない。
でも本当は、時間は決して一本の「線」ではなく、創造の中心点(ゼロ点)から、その周囲に向かって大きく広がろうと働く3D空間のことなのです。
ゼロ点から生じた、ミクロの時の空間が、見えない状態から見える世界にまで波のように拡大したら、あとは崩壊して収縮していく。
ただ素晴らしいことに、崩壊と同時に、全く新たな時の空間がウェーブとして生まれ、拡大していく。創造の進化は、「時空間」の内容を変えながら続くのです。
ということは、まだ拡大しきっていない、見えていない、つまりこの世に具体化していないような時空間は、創造(物理化)のうえでは「未熟」だということです。
このような未熟な時空間のことを「未来」と呼ぶのです。全く実っていない、完熟していない、それを「未来」というのです。
昨日、何気なく「未来とは?」と問いかけましたら、たまたま美容院の椅子にすわっている時に答えが来ました。
まだ発芽していない不完全なり。中途半端なり。
そして、「今ここ」には全ての創造プロセスが
重ね合わせで存在している。
「今ここ」に意識があれば、時空間の「完熟」をいつも体験できる。
最も大切なことは、「今ここ」において
具体的・物理的・現実的な創造の「完熟」を観察して体験すること。
肉体を持った意味はそれだから!
分かるかな?
未来という未熟なエネルギーに意識を向けるな。
そこに自分勝手な不安や、過剰な期待をするな。
その未熟が「完熟するプロセス」を台無しにするからだ。
未熟は必ず「完熟」するように設計されている。
それが神聖幾何学の黄金比であり、進化だ。
未来という未熟には
完熟するまでの時が必要。
具体化するまで、現実化するまで、発芽するまで、実るまで
時空間の拡大が必要。
アクセルをふかすな(焦るな。期待するな)
ブレーキをかけるな(あきらめるな。後退するな)
見える世界(見える時空間)は「完熟」の世界だ!
その完熟の世界(物理化)をニュートラルな思いで待ち
起こった時に受け取って体験すればいいだけ。
未熟(未来)をかまうな。思いわずらうな。
そして、過去をかまうな。手放していけ。(所有するな)
なぜなら、完熟したものは(現実化したものは)すぐに「腐敗」「劣化」に入るから。
つまり、「腐敗」とは過去のことを指す言葉だ。
過去をいつまでもこの世(実り世界・完熟世界)にとどめ置くのは
この世に「腐敗」を置くことだ。
それは「この世・実り世界」をただ意味もなく腐敗させるだけだ。
完熟世界をけがす行為(気枯す行為)であり
神の創造のプロセスをジャマする行為なのだ。
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