取り仕切ろうとしない
過去からの古いクセですが、ついつい自我は、全てを「取りしきろう」とする。自分自身のことでさえ、取り仕切ろうとし、立派な自分に仕立てあげようと頑張る。
いかなる自分を知りたいのか、それを決めていないと、展開のありようを何も知ることはできない。
でも、ものごとのプロセス展開を「取りしきる」のは、あくまでも「宇宙」なのだから、自分自身が何かを決めることは必須ですが、あとは見守るだけでいいのです。
私たちは「自己の全てを知りたい」という欲求があるから、いかなる自分を知りたいのか、今一度、決めて下さい。ただ決める。あとはゆだねる・・・。
何かを必要以上に愛おしいと思うと、それは必ず「所有の意識」になってしまう。所有意識、イコール「手放したくない」という気持ちだから、その後の循環が起こらなくなる。お金もしかり。
私たちは、今まで、そういう自分をイヤというほど知ってきました。
たとえば、私個人も、「この原稿は私が書いた」と無意識に思っていることに気が付きました。私という媒体(通路)を経由して出てきただけで、私の所有物ではないのに。
このように、何かを自分の所有物だと思うかぎり、その行く末を「取り仕切ろう」としたり、操作しようとしたり、愛おしいから手放したくないというエネルギーになる。お金もそうです。
所有の概念は、エネルギーによる境界線を創る。それがワンネスになれない原因です。別にそれが悪いということではなく。
さてさて、あなたはどういう自分を知りたいでしょうか?
自分が納得のいくように「全てを取りしきろうと頑張る」ことから、自分を楽にゆるめる方へ行ってみてはいかがでしょう?
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